はじめに
フシギソウフシギソウの体力、特防の実数値は(必要のところのみを記入)
体力実数値167
特防実数値145+しんかのきせき
のようになっており、しんかのきせきを持たせることによって悪くはない数字となります。
ただし種族値をそのまま見る場合はきせきサニーゴ等の劣化のように感じますが、以下のように差別化できますサニーゴ(ガラル)ガラルサニーゴが苦手なドヒドイデドヒドイデにはかなり強く出られます。
フシギソウフシギソウの体力、特防の実数値は(必要のところのみを記入)
体力実数値167
特防実数値145+しんかのきせき
のようになっており、しんかのきせきを持たせることによって悪くはない数字となります。
ただし種族値をそのまま見る場合はきせきサニーゴ等の劣化のように感じますが、以下のように差別化できますサニーゴ(ガラル)ガラルサニーゴが苦手なドヒドイデドヒドイデにはかなり強く出られます。
フシギバナフシギバナとの差別化
フシギバナフシギバナとの差別化ポイントとしては、やはりしんかのきせきを使えることによる耐久面での差です。
フシギバナは努力値振りをHDにすると実数値が
体力実数値187
特防実数値167
となりますがしんかのきせきの効果がないので先にあげたリザードンリザードンのかえんほうしゃで確定2発、トゲキッストゲキッスのエアスラッシュで確定2発とかなり下がるためフシギバナフシギバナではなく、フシギソウフシギソウである意味が強くなっています。
また、受けポケとしての採用のため素早さにはあまり必要としておらず、耐久面を重視した結果としてフシギソウフシギソウとなっています。
受けポケ比較
サニーゴ(ガラル)ガラルサニーゴ自体はBとDがきせきの相まってかなり硬くみられるが猛毒状態にかなり弱くあり、またちからをすいとるは相手のA依存のため回復量は些か安定するとはいいがたいです。バルジーナバルジーナ(ここではHDとします)はどくどくやはねやすめを覚える受けポケとしてかなり有用なポケモンですがバルジーナバルジーナとは違いステルスロックによるダメージが少ない(バルジーナバルジーナは1/4、フシギソウフシギソウは1/16)環境に多いミミッキュミミッキュのじゃれつくを半減で受けられるため受け出しができる、回復後の格闘技への耐性、といった差別化が出来ます。
フシギソウフシギソウはタイプのおかげで毒状態及び猛毒状態にならず、草タイプを持っているためねむりごなによる催眠も効かないところも利点の一つといえ、また、ねむりごなを採用する場合は相手の積みエースを無力化する事も出来ます。Hの努力値配分を252にすることにより回復面でもこうごうせいややどりぎのタネを使うことで回復をしつつ削れるため戦闘中でもしっかり削りつつ回復することが出来ます。
特殊対策
性格をおだやかの特防特化にすることで最速トゲキッストゲキッスのエアスラッシュを低乱数乱数で2発(ダイジェットの場合確定2発)、リザードンリザードンのかえんほうしゃ確定2発(いのちのたま込みで確定1発)、ドラパルトドラパルトのだいもんじが確定2発、かえんほうしゃ乱数2発、ラプラスラプラスのれいとうビーム+こおりのつぶては耐えきれるのようになりかなりの特殊耐久であることがわかります。
物理対策
また、物理型のアタッカーであればパッチラゴンパッチラゴンのでんげきくちばしははりきり+いのちのたま+先攻で確定2発となり、ウオノラゴンウオノラゴンのがんじょうあご+こだわりハチマキ+先攻のエラがみは乱数3発(50%)、ミミッキュミミッキュのつるぎのまいからのシャドークロー+かげうちは乱数で耐えられる耐久となります。たまにいる物理型リザードンリザードンのフレアドライブは確定1発となるため、その場合は素直に裏のポケモンに下げることをおすすめします。
攻撃面
耐久面でなく攻撃面ではどくどくを採用することにより、相手のドヒドイデドヒドイデ以外の受けポケを機能を妨害させ、ドヒドイデドヒドイデにはやどりぎのタネの定数ダメージによりじこさいせいのPP切れをさせつつねっとうの火傷のダメージをケアが可能、のでくさ・はがねタイプのナットレイナットレイを除く受けポケ対面ではなかなかの有利対面となることがわかります。
不利対面
不利な対面としては先にも上げたナットレイナットレイ、ちょうはつ持ちのギャラドスギャラドスなどのポケモン、エースバーンエースバーン、物理型のリザードンリザードン、毒技の効かない鋼タイプのポケモンなどがあげられるためそれを補完できる物理受けのガオガエンガオガエンなどのポケモンも入れるのが吉です。
ダメージ計算
以上のことを踏まえたうえでのダメージ計算を上げていきます。
上記しましたが確認がやりやすいようにHPを載せておきます。
体力実数値187
また、ひかえめ+おくびょう といった表記をする場合があります。
対トゲキッス(てんのめぐみ弱点保険型CS) ひかえめ+おくびょう想定
- ひかえめ エアスラッシュ→74~90 乱数2発(24.61%)
- ひかえめ だいもんじ →74~88 乱数2発(16.80%)
- おくびょう エアスラッシュ→68~84 乱数2発(0.39%)
- おくびょう だいもんじ →68~80 確定3発
対トゲキッス(ダイマックス) ひかえめ+おくびょう想定
- ひかえめ ダイジェット(エアスラッシュ) →128~152 確定2発
- ひかえめ ダイバーン(だいもんじ) → 92~110 確定2発
- おくびょう ダイジェット(エアスラッシュ) →116~140 確定2発
- おくびょう ダイバーン(だいもんじ) → 84~100 確定2発
対ドラパルト(すりぬけこだわりメガネCS) ひかえめ+臆病想定
- ひかえめ だいもんじ →88~104 確定2発
- ひかえめ りゅうせいぐん →84~100 確定2発
- おくびょう だいもんじ →96~114 確定2発
- おくびょう りゅうせいぐん →78~93 乱数2発(69.53%)
対ドラパルト(すりぬけいのちのたまCS) ひかえめ+おくびょう想定
- ひかえめ だいもんじ →86~110 確定2発
- ひかえめ りゅうせいぐん→75~90 乱数2発(29.30%)
- おくびょう だいもんじ →75~91 乱数2発(44.45%)
- おくびょう りゅうせいぐん→68~82 確定3発
対ヒートロトム(ふゆうこだわりメガネCS) ひかえめ+おくびょう想定
- ひかえめ オーバーヒート→176~210 確定1発
- おくびょう オーバーヒート→158~188 乱数1発(75%)
対ヒートロトム(ふゆうその他アイテムCS)
オーバーヒート後ボルトチェンジひかえめ+おくびょう想定
- ひかえめ オーバーヒート→116~140 確定2発+ボルトチェンジ→16~19計最大値159
- おくびょう オーバーヒート→108~128 確定2発+ボルトチェンジ→15~18計最大値146
対リザードン(サンパワー晴れいのちのたまCS)
炎技全てで焼き払われる結果となった。
対ラプラス(うるおいボディ弱点保険型CS) ひかえめ想定
- ひかえめ れいとうビーム→72~86 乱数2発(6.25%)
- ひかえめ フリーズドライ→56~68 確定3発
対サザンドラ(ふゆうこだわりメガネCS) ひかえめ+おくびょう想定
- ひかえめ だいもんじ →168~198 確定1発
- ひかえめ あくのはどう →61~73 確定3発
- ひかえめ りゅうせいぐん→99~117 確定2発
- おくびょう だいもんじ →154~182 乱数2発(50%)
- おくびょう あくのはどう →55~66 乱数3発(99.60%)
- おくびょう りゅうせいぐん→90~106 確定2発
対サザンドラ(ふゆうその他アイテムCS) ひかえめ+おくびょう想定
- ひかえめ だいもんじ →112~134 確定2発
- ひかえめ あくのはどう →42~49 確定4発
- ひかえめ りゅうせいぐん→67~79 確定3発(C下降補正を加味しない場合)
- おくびょう だいもんじ →102~122 確定2発
- おくびょう あくのはどう →37~45 乱数4発(20.57%)
- おくびょう りゅうせいぐん→60~72 確定3発
終わり
まとめるとトゲキッストゲキッスやドラパルトドラパルト、サザンドラサザンドラといった現環境に多い特殊ポケの技のほとんどを受けきることができ物理受けも多少はでき、かつ相手の受けポケを崩すことも可能ではあるがほのお及び飛行の物理アタッカーにはあまり強くはないためPTにはそれらを落とせる、又は妨害可能なポケモンを入れるべきと考えられます。
例を挙げるのであればガオガエンガオガエンはいかくで攻撃を下げられるため採用をしたりリフレクター及び光の壁要因のオーロンゲオーロンゲなどがおすすめです。
相性補完もある程度でき、フシギソウフシギソウが苦手なポケモン全般に強いバンギラスバンギラス(砂ダメージがフシギソウフシギソウに入ってしまうのでそこは注意)なども十分採用が考えられると思います。
以上で育成論を終了とさせていただきます。
閲覧ありがとうございました。