- この育成論ではポケモンの名称を省略する事があります。
- この育成論ではHP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さをH,A,B,C,D,Sという略称を用いて表記する事があります。
- この育成論では理想固体(6V)を想定しています。
- 勝手にリンクを貼らせて頂いてます。不都合の場合はご連絡下さい
- 低評価を付けた方はコメントをお願いします。修正または削除のしようがありません。
- ダメージ計算はトレーナー天国様を使用しております
☆どうもキャベツです
育成論の投稿は久しぶりですね
前回のスカーフナンスではたくさんの評価&ブクマ登録ありがとうございました
まだまだ過去の育成論へのコメントや評価は受け付けてますよ
今回は最近積みエースが流行っているためそのサポートとなるラティオスになります
壁張りラティオス
ラティオスといえば圧倒的高火力からの流星群と高めの特殊耐久でトップメタとして君臨し続けているポケモンの一匹ですね
そんなラティオスをエースとしてではなく壁張りサポートとして使っていこうと思います
ここでやっていきたいのが他の壁張りサポートとの差別化ともう1つのサポートラティであるスカーフラティとの比較です
他の壁張りサポートとの比較
ここで比較対象として挙げていくのが
の三体とします
ロトム等は素早さの違いから別物と考えています
まずは種族値から
ラティオス
H:80 A:90 B:80 C:130 D:110 S:110
エーフィ
H:65 A:65 B:60 C:130 D:95 S:110
アグノム
H:75 A:125 B:70 C:125 D:70 S:115
ジャローダ
H:75 A:75 B:95 C:75 D:95 S:113
見ての通り、特殊耐久においては四匹の中でもトップ、物理耐久もジャローダに次いで2位と高い耐久を誇り、火力もエーフィと並んでトップです
悔やまれるのが素早さでアグノムやジャローダと違いボルトロスに抜かれる110族です
総合的に種族値面では非常に優秀といえます
次にそれぞれの個性です
ラティオス
覚えさせる技:流星群、置き土産
特性:浮遊
タイプ:龍・超
エーフィ
覚えさせる技:あくび、サイコキネシス
特性:マジックミラー
タイプ:超
アグノム
覚えさせる技:ステルスロック、大爆発
特性:浮遊
タイプ:超
ジャローダ
覚えさせる技:リーフストーム、へびにらみ
特性:新緑
タイプ:草
このように、エーフィやジャローダやアグノムにも負けないサポート技として自主退場技の置き土産があります。
また、メインウェポンを半減しやすい龍タイプに流星群という攻撃的な技があるというのが特徴です。
まとめると、ラティオスは他の壁張りサポートと比べて、非常に高い特殊耐久とそこそこ高い物理耐久
置き土産という優秀な自己退場技
C130とタイプ一致流星群による火力
において優れています
(他に差別化する必要があるポケモンがいる場合はコメント欄にて)
スカーフラティとの比較
ラティのサポート型といえばスカーフですね
(邪気眼様のラティオスbw/760)
スカーフラティはトリックからのサポートで二重に相手を縛っていく訳ですが、トリックをしなければサポートをしづらかったり、拘り故に流星群からサポートができなかったりと動きづらい面があります
この2つの比較を踏まえてこのラティオスの注目すべき点は
・火力
・耐久
・柔軟性
です
ここで今回の型はこの3つの点に注目すると共に、汎用性を上げていく事にします
汎用性を上げるという事は、サポートする以上の事が求められるという事です
それでは考察に入ります
性格
臆病で確定です
先制で壁張りをして一撃死を回避してから二枚目の壁を張るためにも最速にしたいです
最速にしないならユクシーでもいいですね
特性
浮遊しかありません
説明は省略
持ち物
ドラゴンジュエル
汎用性を上げるには一番いいと思います
サポートとしての活躍が見込めない場合に眼鏡流星群と同じ火力を出す事ができます
その火力は絶大で、上手く決まれば相手ポケモン一匹を持っていくまでになります
ジュエルを消費して流星群の反動で特攻が下がった後に、置き土産で起点になるのを防げるのもいいです
光の粘土
壁張りサポートのテンプレ的な持ち物
説明は不要ですよね
半減実
スカーフに先手で落とされるとお話しにならないので、候補としてはアリです
ラティオスミラーなんかでも使えます
努力値
CS252振りです
耐久は十分に確保されてますし、無駄にHに振って、サポートとしてもアタッカーとしても中途半端にするよりはブッパで汎用性を上げた方がいいと思います
技構成
流星群
メインウェポンです
使う場合はエースを選出できずにサイクルを回すパーティでの選出となった場合がほとんどです
ダメージ計算
(ジュエル込み)
H252ヤドラン
確1(106,9%〜126,2%)
H252ブルンゲル
確2(83%〜98,5%)
H252スイクン
確2(69,5%〜82,6%)
リフレクター&光の壁
壁張りサポートを名乗る以上この2つは必須ですね
喰らうダメージを半減するというハイスペックな技です
エースの起点作りやサイクルを回す上で、有利に立ち回れたりと便利です
置き土産
自主退場技です
エースのサポートとして使う場合は壁を張った直後に使う事で、起点を作っていけます
サイクルを回す場合にも流星群を使った後に起点になるのを防ぐと共にこちらを有利に立ち回る事ができます
※メタグロス注意
神秘の守り(Lewis様提供)
光の壁ではなく、状態異常を防げるこちらでもいいと思います
珠ハッサム等を使う上で恐い鬼火や加速バシャーモを止める電磁波を食い止めます
エースサポートに重点を置くなら神秘の守り、サイクルにもウェイトを置くなら光の壁といった具合ですかね
追い風(ゆめさん様提供)
光の壁ではなく違う意味で味方のサポートになるこちらも十分に優秀です
サイクルを回す際に味方が相手より速く行動でますし、珠ハッサムやテラキオンとも相性がいいです
立ち回り
基本的にエースのサポートをするために壁張り→置き土産で繋いでいきます
この場合は2匹目に採用して、1匹目でステロを撒いてエースの抜きやすい環境を作る事を推奨します
しかし、最近積みエースを使ったパーティが流行った事もあり、対策がしっかりしてきました
例えばバシャーモと珠ハッサムの2匹をエースとしてパーティに入れている場合に、相手のパーティにヤドランとエアームドがいる場合等ですね
この場合に、エースを選出しないのであれば選出の幅を広げるためにも、ラティオスも選出する必要が出てきます
そのような時は、壁を張りながら味方のサイクルをサポートしつつ、時を見計らってジュエル流星群で相手のパーティに大打撃を与えて、その後に置き土産で相手の起点になることを防げます
パーティ選出によって、二種類の立ち回りができるのがこの型の強みです
弱点
素早い壁張りサポート全員に言える事ですが、スカーフに弱いです
スカーフマンダの流星群なんか喰らったらひとたまりもないですね
また、挑発、アンコ、身代わり持ちに対しては壁張りを非常にしづらく、結果として相手に隙を与える事になります
弱点といえる弱点はこの辺ですかね
単体で〜に弱いっていうのは省略します
組ませるといいポケモン
バシャーモ
エースといったらバシャーモですね
置き土産や壁張りによって剣の舞を積む隙が生まれ、全抜き体勢に入れます
ヤドランには要注意です
(だいぷー様のバシャーモbw/1937)
珠ハッサム
最近流行りのエースですね
パーティを見た時一見ラティハッサムか分からない時もあります
最近は珠ハッサムも有名になってきたんで、パーティで割れる事もしばしばありますが。
壁を張る事で炎技でも無い限りやられなくなります
(蟲様のハッサムbw/2240)
蜻蛉ハッサム
パーティ内に抜きエースサポートとバシャーモ辺りを忍ばせて珠ハッサムと思い込ませてからのラティハッサムという芸当が可能です
バシャーモの最大の弱点であるヤドランにとことん強くなれます
(A研究室様のハッサムbw/2159)
珠ボルトロス
こちらも抜きエースですね
壁を張る事でカイリューの鉢巻き神速にも強くなれます
ラティ、ボルト、ハッサム、ラグ、ムドー、ブルン
といったパーティで相手に抜きエースパーティだと勘づかせないのにも適しています
(おだん様のボルトロスbw/2299)
バンギラス(SDK様提供)
ステロ撒き要因としてエースの全抜き環境を作る上で優秀です
高耐久高火力ですし、選出段階では相手にパーティが割れにくいのも利点です
エアームド
ステロ撒き要因です
特性頑丈と合わせて確実にステロを撒く事ができます
頑丈とステロの組み合わせなら他でもできますが、こいつでやる利点としてパーティに受けループを組み込めるというのがあります
しかも、その受けループがパーティ全体の耐久を上げれる壁張りラティと相性抜群です
(キャベツのエアームドbw/2186)
カバルドン
こちらもステロ撒き要因です
こいつの場合は欠伸によって単体でもエースの起点を作れる可能性があります
また、特性によって砂を撒く事ができるため、エースにドリュウズを迎える事が可能になります
(Ξ様のカバルドンbw/1039)
この振り方のラティオスは有名で他の育成論もあるためダメージ計算は省略します
ご要望があれば随時追加していきます
評価や批判、誤字や脱字の指摘に差別化対象の追加等あればどんどんコメントしてください