2回目の投稿となるパラダイスです。
2回目と言っても前回投稿したチラチーノと全く同じ型です。
ですが今回は新シーズンでの立ち回り等の考察がメインとなっております。
チラチーノの現環境での動きはチラチーノで検索してご覧になってください。
はじめに
この度9月からの新シーズンで停学処分をくらった16名のポケモンが発表され話題になりました。
そしてそのポケモンの中になんとチラチーノの働きを万全ではさせなくさせるラムキッス、鉢巻ゴリラ、、カバルドン全員出禁となったためチラチーノの仕事がよりしやすくなるのではと思い、次のシーズンで台頭するであろうポケモンとの相棒役やストッパーを考察しようと思い至り前回と同じ型で投稿させていただくことになりました。
そのため今回は考察がメインとなっているため立ち回り等は簡略化して書きます。
詳しい立ち回り、対策等は前回の記事を参照願います。
裏のエースへの最大級の支援と圧倒的な活躍を見せるこのタスキチラチーノの育成論をぜひ読んでいってください!
あくまで個人的な予想、考察を踏まえた上での立ち回り等の解説になりますので実際シーズンが来た際とは違う恐れがあります。
それらを留意した上で見ていってください。
新シーズンの主要ポケモン考察
エースバーン、ドラパルト、トゲキッス、ギャラドスこの辺が居なくなるということは全体的な素早さの低下が起こります。
新シーズンでは速いやつでもリザードンやパッチラゴンになり、まず間違いなくこいつらは増加します。
そのためミラーで強くするためにパッチラゴンにスカーフを持たせることが増えると思います。
これによりウーラオスは現在よりスカーフが減りタスキが増えると予想します。
今よりもスカーフ水流連打に怯えることは減ると思います(思いたい)
またわるだくみトゲキッス、リベロエースバーン、アナライズジバコイル、龍舞ダイマギャラドスが軒並みいなくなるということは火力デフレが見込まれます。
パッチラゴン、ポリゴンZ、マリルリ等の化け物火力は健在とはいえこれらは上記と違い対策がしやすい部類のため誰かを犠牲になんてことも減るはずです。
そしてやはりエースバーンがいないとあらばカビゴンは戻ってくると思います。
優秀なあくび持ちのカバルドンの位置に君臨することでしょう。
また火力のデフレということはすなわち耐久ポケモンが今より猛威を振るいかねません。
特にパッチラゴンやマリルリを受けるためのトリトドンや威嚇持ちのウィンディはかなり個体数が増えることでしょう。
もちろんエアームドもです。
優秀なステロ要因のカバルドン、ドリュウズも軒並み出禁になります。
なのでシーズン開始直後はステロがまかれる割合が激減するはずです。
これも耐久ポケモンが増えると思う要因の一つになります。
新たなステロ要因の予想と致しましてはブリムオンやエアームドなどとは思いますが正直かなりステロを巻くポケモンの種類が豊富になるのではないでしょうか。
詰まるところ現段階では読めません
また定数ダメの鬼カバルドンの消滅、ステロ自体激減するということは耐久ポケモンにとって追い風となり定数ダメで崩しやすくなるキョダイマックスリザードンの復権が起こります。
しれっとキョダイマックスセキタンザンも増えることでしょう。
リザードンはまず間違いなく使用率ランキング上位に食い込んでくるはずです。
皆が新しいシーズンに慣れだす頃にはリザードン対策でステロ撒かんとしてくるやからは増えることでしょう。
これによりシーズン中盤からはチラチーノをhp1でも残すということが難しくなり活躍が一部制限されます。
また出禁をくらったポケモンの中にメジャーなフェアリータイプ3匹ミミッキュトゲキッスエルフーンと高速ドラゴンのドラパルトがいるということはドラゴン自体の幕開けになるでしょう。
本命パッチラゴン然りフライゴンを見かけることも増えるやも!?
少なくとも今よりかはドラゴンタイプの通りがいいためかなり熱くなるタイプだと思います。
生き残りがアシレーヌやマリルリということも考えたらやはりパッチラゴンが使用率トップ5に入ることは間違いなしですね。
ミミカスとポリツーというトリル始動役がいなくなることで自主退場可能なブリムオンブリムオンやシャンデラシャンデラがその役を担うことになるはずですのでその辺の個体数の増加も見込まれます。
が今よりも低速になるということは総じてトリルの価値が薄れますので一概には言えません。
以上が主要ポケモン考察となります。
他にもアタッカーとしてタイプ上ドサイドンやローブシンなど増えると思いますが挙げだすとキリがないので先に進みます。
採用理由と役割
この型が生まれたきっかけはすべてのポケモン、構築でもちゃんと裏のエースのための起点が作れるポケモンが欲しいということで考えられてます。
主な役割としてはダイマエースのための良い感じのhp削り
また麻痺とメロメロによる詰みエースのための起点
初手ダイマックス構築のダイマ枯らしが主な役割です。
新シーズンでのこのチラチーノの実力
起点作成の役割が完遂しずらかったポケモンで出禁くらったのを列挙するとドラパルト(型次第)、ゴリランダー、トゲキッス、カバルドン、ドリュウズ、ジバコイルの計6匹となります。
特に新シーズンでのチラチーノを考察するにあたってゴリランダーと地面タイプというのは考える上で1番大事な要素です。
というのもまずこのチラチーノは地面タイプに弱いです。
じたばたで削りはできますが電気無効に大半が非接触な地面タイプは相手の行動によっても正解が変わるため対面した場合どうしても脳死では使えませんでした。
それでもゴリランダーの影響で今までは接触技の10まんばりきが地面技の中でも増えていたのは皆さんも実感されていたでしょう。
ゴリランダーが消えるということはグラスフィールドが張られる割合も減ります。
非接触のじしんをされてはメロメロにすら出来ずアイテム奪って削るだけになってしまいます。
しかし他には相変わらず多くの仕事が可能です。
ポリツー消滅により輝石枠はラッキーやバチンキーに移ることでしょう。
威嚇持ちの減少、ラッキーなど特殊受けの増加これらにより物理の刺さりが非常に良くなります。
なのでチラチーノにとってははたきおとす以外にもメロメロチャンスが今より増えると思います。
低速になることも加味すると今よりチラチーノを温存させる重要性は上がっていると思います
またもしキョダイマックスリザードンが増えたとしましょう。
もしあなたが初手ダイマックス構築でリザードンを使っている際、相手の裏にパッチラゴンやリザードンが入っていたとしましょう。
初手のチラチーノ相手にあなたはいきなりキョダイゴクエン押せますか?
尚、一般的なチラチーノはスカーフや王者の印が多いです。というかその2つしかありません。
基本ダイジェットから入ってくることでしょう。
当然でんじはがささります。
こうなると麻痺の1ジェットでは相手のリザードン達より遅くなるためダイジェットを押さざるを得ないでしょう。
こらえるでダイマ枯らしが完了します。
相手が1、2ターンのいずれかでキョダイゴクエンから入ってきたら麻痺しか入りませんがどのみち裏のパッチラゴン(非スカーフ)ですら先制で動ける場を作れます。
リザードンが増えたとしてもこのチラチーノはかなり有用だと考えております。
耐久ポケモン想定ですと、基本hpは削り切れません。
接触技をあまり打たれませんので(そもそも非接触多すぎ)はたきおとす+でんじはしてサイクル戦を制する必要がありますが回復アイテムや輝石等重要アイテムを落とし麻痺によりhp管理の観点から崩しやすくできると思えば充分な活躍です。
対面構築相手だと先制技搭載しているポケモンが多くやられます。
が異性で麻痺+こらえるにより物理相手なら先制の接触技受けた際相手をはめることができ裏の詰みエースやダイマックスエースの安全確保につながります。
新しいシーズンでの詰みエース予想と致しましては、火力インフレで消えたはらだいこ組のマリルリ、コオリッポ、リザードン
エースバーンの先制技に怯えなくて良くなったパルシェンやポットデスのからをやぶるポケモンが使えるのではと思っています。
ダイマックスエースとしては自信過剰ワルビアル、キョダイマックスリザードン、パッチラゴンあたりになるでしょう。
いずれもチラチーノから起点使ってから通すことで容易に受けを許さない突破力を得られるポケモン達です。
持ち物
気合いのタスキです。
タスキ+こらえるでターン終了時に発生する定数ダメージがない場合確定でダイマックスを枯らすことができます。
性別・性格・努力値と調整
基本御三家やウーラオスなどに刺さる♀がいいですが環境によって変えられるようにAS 2Vでいいので2匹揃えておくといいでしょう
性格はようき固定です。
速さが売りの一つになっているため必ず最速で育成をお願いします。
技構成
技は固定です。
でんじは、はたきおとす、こらえる、じたばた
以上の4つです。
どれが欠けても100%の持ち味が活かせません。
立ち回り例
- 例外ポケモン以外はでんじはスタート
- こらえる+じたばた、ゴーストタイプなど相手によっては、はたきおとすで削ります。
この時点で麻痺+hp削りしたポケモンが完成となります。
異性かつ接触技を放ってきた場合これにワンチャン、メロメロが入ります。
こらえるのおかげでダイマックス相手にも基本3ターンの行動保証があります。
通常状態でもこらえる込みの行動保証3回ということは確率30%の抽選回数が3回に十分な期待値が見込めます。
また初手ダイマックスもメロメロこそ入りませんがこれで枯らしきった状態で麻痺+hp削りの状態に持っていけます。
耐久ポケモン相手には、はたきおとすで耐久にとても重要なアイテムを落とします。
はたきおとすがあることにより耐久ポケモンお得意のサイクル戦を牽制することが可能な上チラチーノを取っておきやすいため後々更なる仕事ができたりします。
その他起点作成型や天候パの始動役にもはたきおとすが刺さります。
与ダメージ計算
・はたきおとす
ずぶといHB特化ドヒドイデドヒドイデ10.8〜12.7%(乱数8発)
おだやかH特化ドヒドイデドヒドイデ14.0〜16.5%
(乱数7発)
わんぱくHB特化カビゴンカビゴン10.4〜12.7%
(乱数8発)
しんちょうH特化カビゴンカビゴン16.1〜19.1
(乱数6発)
ずぶといHB特化トリトドントリトドン12.8〜15.1
(乱数7発)
しんちょうH特化トリトドントリトドン18.8〜22.4%
(乱数5発)
わんぱくHB特化エアームドエアームド9.8〜12.2
(乱数9発)
しんちょうHB輝石ラッキーラッキー12.0〜14.2%
しんちょうHB輝石なしラッキーラッキー17.6〜21%
(確定6発)
H4ラム持ち想定リザードンリザードン24.0〜28.5%
(乱数4発)
H252マリルリマリルリ8.6〜10.6%(乱数10発)
H4オーロンゲオーロンゲ5.8〜7.0%(乱数15発)
H4クレッフィクレッフィ12.0〜14.2(乱数8発)
H4ポットデスポットデス63.2〜75.0%(確定2発)
フェアリーや鋼など相性不利以外だと耐久ポケモンでも大体乱数8発前後です。
・じたばた(何も記載がない場合全てHP1想定のダメージとなっております)
H4リザードンリザードン109.7〜130.5%(確定1発)
H252リザードンリザードン91.3〜108.6%(乱数1発)
H4パッチラゴンパッチラゴン90.9〜107.2%(乱数1発)
H252ドサイドンドサイドン24.7〜29.7(乱数4発)
ドサイドン硬すぎわろた
H252アシレーヌアシレーヌ94.6〜111.2%(乱数1発)
わんぱくHB特化カビゴンカビゴン48.6〜57.6%
(乱数2発)
H252ロトム各種ウォッシュロトムヒートロトムスピンロトムetc、82.8〜98.0%(確定2発)
H4ロトム各種ウォッシュロトムヒートロトムスピンロトムetc、103.1〜122.2%(確定1発)
わんぱくHB特化ウインディウインディ38.5〜46.1%
威嚇込み(確定3発)
被ダメージ計算
耐久の無さを活かした型なので割愛しますがチラチーノ6V想定で
火力補正のないようきドラパルトのドラゴンアロー2発で81.2〜97.2%(確定耐え)
ようき水ウーラオス{ウーラオス(連撃)}の水流連打102%〜(確定1発)
それくらいの耐久力です。
火力補正アイテムなし、火力補正特性なしのアタッカーですら耐えるかどうかの耐久力と覚えておいてください。
相性の良い味方
- パッチラゴンやリザードンなどのダイマックスエース
- チラチーノとただただ相性のいいワルビアルなどの地面タイプ
- 剣舞やわるだくみ、はらだいこできるロトム、サザンドラ、ハッサム、リザードン、マリルリなどの詰みエース全般
- 苦手な格闘(メロメロボディがあるためやや不利なだけ)や地面タイプを透かせるゴーストや飛行タイプ
以上の4つからそれぞれ自分の好きなポケモンを選んで並べるだけで初手チラチーノからエースを通すという動きが簡単にできます。
最後に
この起点作成型チラチーノは使い込めば使い込むほど意外と奥が深いポケモンです。
読みが絡んできたり、HP1のチラチーノを処理しにやってきた先制持ちをこらえるでつぶて以外の先制技で接触させてメロメロにさせたりなど
使えば使うほど活躍の幅、ふと使いたくなったポケモンのアシストなどなど無限のサポートをしてくれます。
最悪ASの2Vでも使えるこのポケモンを新環境で使ってみてください。