100
【 
特攻
)前回のブーバーにコメ・評価等してくださった皆様、本当にありがとうございました。
さて、8回目の投稿となりますが、
今回はイノムーです。
いのししポケモンです。
私の「上に乗りたいポケモンベスト10」には入りそうです(一位はラプラス)。
輝石ポケ4匹目…となります。
では、考察に入らせていただきますね。
- イノムーについて
氷・地面タイプという組み合わせで、天候によるダメージを気にせず立ち回れます。
主にドラゴン・電気タイプ対策という考え方が有力そうです。
マンムーと比較してみましょう。
イノムー HP100 攻撃100 防御80 特攻60 特防60 素早さ50
マンムー HP110 攻撃130 防御80 特攻70 特防60 素早さ80
意外にもHPが10劣るだけで、耐久面はほぼ同等。
攻撃と素早さの差は30。単純な攻めの性能では劣っていますね。
特攻も地味に負けていますが、
冷凍ビーム以外には滅多に使用しませんので置いておきましょう。
イノムーだけをまとめますと、
100とそこそこ高いHPと攻撃を持ち、もともとの耐久は中程度。
素早さは遅いため先制技「氷の礫」を上手く生かすことも考えたい。
といったところでしょうか。
DPで突如進化した一体ですので、もともとの扱いはそう悪くなさそうです。
ただし、弱点は4倍が無いものの多め。
特に炎と格闘は要注意ですし、水や草や鋼と結構なメンバーが揃っています。
特性は、とりあえずの「ゆきがくれ」。
「あついしぼう」解禁されました！ おめでとうございます、イノムーさん。
- 努力値・性格について
性格は素直に特攻を下げるものにします。
もし冷凍ビーム等を採用される場合は素早さを下降させてください。
コメントを受け、性格、努力値を修正しました。
HPと防御は、mk48様のオノノクス(bw/861)
の竜舞一積みジュエルげきりんが乱数1発（56.3％）
これを超えるレベルの物理攻撃は少ないため、
弱点を突かれてもある程度の相手までは耐えきれるようになります。
……交代読みで積まれても、まだ希望がある程度にお考えください。
HPと特防は、控え目眼鏡サザンドラの大文字が確定2発。
ここまで耐えると、特殊持ち相手の事故のリスクは大幅に減りますね。
余りを攻撃に振っておきます。
- 技構成について
氷のつぶて(確定)
タイプ一致の先制技。
主にとどめがお仕事です。
ゆきなだれ(準確定)
基本的に素早さ負けしていますので、デメリットが目立ちません。
威力にも十分期待が出来ます。
ドラゴンタイプへの遂行技です。
じしん(準確定)
優秀なサブウェポン…といいますか、
タイプ一致ですのでメイン感覚でどうぞ。
ストーンエッジ(準確定)
これこそサブウェポン。
ウルガモスなどの後出しを安定させない意味合いが大きいです。
その他有用そうな技
どくどく(補助と割り切れば。仕事後に使う分にもなかなか。)
あられ(安定はしにくいです。)
まもる(様子見専用ですね。)
地割れ(相手に見せるだけでも相当なプレッシャーが。)
吠える(積みの起点にしてくるような相手を強制的に流せます。)
リフレクター(後続補助と自身の耐久向上を同時に。候補技の筆頭です。)
などでしょうか。
- ダメージ計算
mk48様のオノノクスのげきりん(龍の舞1回、ジュエル適用)…乱数1発
積まれてなければ、余裕をもって耐えますね。
こちらからはゆきなだれで乱数1発ですので、
こおりのつぶてを加えれば倒すことができます。
HPと特攻252振りライコウのはどうだん…確定3発、いのちのたまで確定2発
こちらからは、地震＋こおりのつぶてで乱数で落とせます。
攻撃特化ガブリアスのげきりん…確定3発。いのちのたまで乱数2発。
物理耐久はどんとこいですね。
ガブリアスがたまに持っている役割破壊用大文字も問題なく耐えます。
こちらからはゆきなだれで問題なく確定1発。
HP252ウルガモスへのストーンエッジ…確定1発。
防御に116振りまでなら確定1発なので、ウルガモスの後出しが安定しません。
逆に、ひかえめ252大文字で乱数1発（31.3%）
よってタイマンはやや難ありですね。
HP252のサザンドラへはゆきなだれ＋こおりのつぶてで確定で倒せます。
Light様のゴウカザル(bw/79)への地震…確定1発
こちらも交代読みで当てれば撃退可能です。
ちなみに、いじっぱり命の珠持ち特化ゴウカザルのインファイトを確定で耐えます。
弱点さえつければ、
物理相手にはなかなかののタイマン性能を持ち合わせていますね。
臆病眼鏡ラティオスの流星群も辛うじて耐えます。
例によって例のごとくゆきなだれ〜つぶてで問題なく迎撃可能です。
まだ少ないですが、参考までにどうぞ。
- 旧振り方
修正以前の振り方：HP252 A20 B188 D44 S4
のメリットを一応記述しておきます。
?物理耐久の例に挙げたオノノクスの竜舞ジュエルげきりんを確定耐えする。
したがって交代際に積まれても問題なく役割を果たせると言えます。
?HP252ライコウを地震＋こおりのつぶてで確定で倒せる。
逆に現在確定欄の振り方では特殊方面に大きく耐性ができ、
サザンドラを一度耐えられることは大きいですね。
つまり確定欄は安定性が高くなっていると言えるでしょうか。
参考までに双方の振り方を載せてみた次第です。
- 運用法について
相手を選んで選出し、対応できる相手には強気に攻めます。
確定で倒せる相手は少なめですが、こおりのつぶてで調整して十分。
あとは交代読みで地震・エッジを織り交ぜていきます。
調整先の火力が笑えないレベルの相手を想定していますので、
物理耐久自体も十分な値です。
ドラゴンタイプ、電気タイプへの性能は上々。
地震やエッジの威力もなかなか期待できますので、
対応範囲はなかなか。
あくまで、「受け」ではなく「攻め」の型となります。
- 差別化について
ここで非常に厄介なのが襷マンムーとの差別化です。
襷マンムーの例としてマダオ様の育成論(bw/41)と比較してみます。
襷は非常に有力な道具ですので、
突破するものには連続技や先制技、ステルスロックなどしか挙げられません。
苦手な連続技のタネマシンガンを持っている、
zzbbl様のキノガッサ(bw/840)と対峙した際、
例の襷マンムーの場合、イノムーは5発まで耐えきります。
マンムーの場合、3発目で乱数1。
(ちなみにゆきなだれで確定1発ですが、残念ながら相手も襷＋先制技持ちです)
非常に限定的な状況とは思われますが、
ステルスロックや連続技etcの襷妨害系にあいにくく、素の耐久で対応範囲が広い。
この点ではイノムーを評価できます。
また、スカーフガブリアスの逆鱗が確定3発となり、
後出しでも狩れます(momo様提供)。
特定の相手に後だしが可能である、
という点は襷マンムーとの十分な差別化になりそうです。
以上より、
□素の耐久の高さで特定の相手になら後出し可能
□襷破壊系統が刺さりにくい
という点で差別化が可能です。
- まとめ
いかがでしたか？イノムーに興味を持っていただけたでしょうか？
弱点のつける物理アタッカーには、なかなかの性能を有します。
さりげなく特化ゴウカザルのフレアドライブ(インファイト)さえ耐えるのもポイント。
繰り出し性能はあまり高いとは言えませんが、
多くのドラゴンタイプと互角以上に渡り合えます。
高火力特殊アタッカーであるサザンドラの大文字は厳しいです。
拘り流星群までなら耐えますので、完全に相手できない、とは言えませんが…。
また、後出しされやすい炎タイプに一矢報いる手段があったり、
タイプ相性で電気相手はなかなかの性能だったり。
範囲もなかなか広くなっています。
「耐えて殴る」という点に関して言えば、マンムーを凌駕するかもしれません。
長くなりましたが、
不慣れな考察にお付き合いいただきありがとうございました。
無断でリンクを張らせていただいている個所がありますが、
ご迷惑でしたらご連絡ください。すぐに削除させていただきます。
また、読んでいただいた後に一言でもコメントを頂ければ幸いです。
今後の参考にさせていただきます。
それでは、またお会いしましょう！
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