バクオング - ポケモン育成論BW

今回で２回目の投稿になります、のらりくらりです。

前回はＬＶ１コイルの育成論を載せましたが、今回はちゃんとしたものですｗ


今回考察させていただくのは、自分はランダムで一度も見たことがない超マイナーポケ、バクオングです。

当サイトに育成論がなかったので、ちゃんと使えるんだぞ！っていうことを証明したいと思います！

ルビサファ時代はダブルのリポーターとカメラマンなんかが使ってきましたねｗ

• HABCDSの略称を使います。

• すべてのポケモンを6V前提とします。

• ダメージ計算はポケモンの館さんを使っています。

• まずは種族値です。

H 104 A 91 B 63 C 91 D 63 S 68

となっています。要するに昔のポケモンに多い鈍足並耐久二刀ってやつですね。

しかしHは104と高く、BDに振り分ければ結構堅くなります。その辺は被ダメの所で詳しく書きます。
そしてノーマルタイプ故に覚える技がすさまじく多いです。

最速スカーフにして弱点を突いて確２にする型も考えましたが、それなら性格補正なしで130族を抜けて、なおかつ特性ちからずくを持つニドキングの方が優秀です。

よってこの育成論では、
中の上の耐久と範囲の広さからタイマン勝ちを狙っていくことがコンセプトになります。

マイナー故に仮想敵が逃げていかないのも利点の一つです。

• 特性です。

きもったま


ノーマルタイプの技がゴーストにもあたります。
技スペースの節約になるので今回採用です。

ぼうおん

音系の技を無効化します。虫のさざめきを無効にして炎技で狩れるのはおいしいです。他には嫌な音、吠える、草笛などがありますが、どれもマイナーですねｗ


どちらの特性でも大きな影響はないので、どちらでも構いません。
現環境ではきもったまはまだ入手不可ですしｗ

• 性格です。

ひかえめ

今回は物理技を使わず、これによってだいぶ確定数が変わるので安定です。

せっかくの種族値を無駄にしてしまいますが、物理技は威力が低く、有用性がありそうな技はゆきなだれ、アームハンマー、けたぐり程度なので、今回物理技は不採用です。

• 持ち物です。

こだわりメガネ


確定です。タイマンで勝つという今回のコンセプトにぴったりです。

ほかのアイテムではあまり威力が出ません。

• 続いて努力です。

H 0 A 0 B124 C 252 D 80 S 52

実値が

H179 A101 B 99 C 157 D 94　 S 95

となっています。

Bは意地っ張りオノノクスの逆鱗耐え調整です。ということはつまり、
攻撃種族値147の特化タイプ一致120技までなら確定で耐えるということです。
こうみるとなかなかの耐久ですよね。
Ａ特化メタグロスのアムハンも低乱数１で、大抵耐えます。

生半可な技を受けた後の先制にも強くするため、Ｂに多めに振っています。

Dは臆病サザンドラの流星群耐え調整です。
こちらも中々の耐久ですね。

Sは無振り70族抜き抜き抜き抜き調整です。
仮想敵はH振りのメタグロス、ハッサム、グレイシアなどですね。
グロスはＨＡベースでも少し多めにSに努力値振ってるはずなので、このくらいがちょうどいいと思います。


今作ではあまり見ませんが、HA252S6振りアブソルを抜いて馬鹿力くらう前に気合玉で倒せたりします。

個人的にもっといい仮想敵や振り方があるんじゃんないかとも思っていますので、もっといい調整先等ありましたらコメントください。

• 技構成です。

はかいこうせん

タイプ一致最高威力の特殊技です。他のサブウェポンで弱点がつけない場合に打つといいでしょう。

相手をタイマンで一撃で倒すというコンセプト上、ハイパーボイスより優れていると思い、今回は採用しました。

しかし使うと次ターン動けないという技の特性上、相手の後続に強力な積みアタッカーがいる場合に自分の首を絞めることになりかねないので、使う場合はフィニッシュの時か後続に積みアタッカーがいないことを確認してからがいいでしょう。

「ロマン砲とかワロスｗｗ」って人は他技候補からハイパーボイスをえらびましょう。

オーバーヒート

サブウェポン中、優先度NO.1です。
特攻２段階ダウンのリスクがありますが、これもタイマン勝ちがコンセプトですので採用です。

グロスやハッサムに役割が持てます。しかし相手が調整以上にSに振っているとだと先手で馬鹿力やアムハン食らいますが。

積みの起点にされたくない場合は大文字や火炎放射も入りますがチキンなもので命中不安や火力不足があるので今回は不採用です。


れいとうビーム

竜対策で、こちらも確定です。



きあいだま

命中に難がありますが、範囲と威力が優秀なので採用です。
サザンドラが冷凍Ｂでは中乱１ですがこちらでは確１になります。（メガネ込み）


他技候補

ハイパーボイス

追加効果なし威力90で安定しますが、この子の火力ではメガネ込みでチラチーノがやっと確１程度です。

ロマン砲は等倍ならほとんどのポケをもってけるので、今回は不採用です。



かえんほうしゃ、だいもんじ

前者は火力不足、後者は若干の命中不安で今回は不採用。
しかし文字とオバヒでの確定数の差は今のところ見つかっていないので、俺の大文字は当たるぜっ！って人は文字で構わないと思います。


ふぶき

竜狩りが安定しなくなるので不採用です。
ただサザンドラも確１にできるので、どうしても気合玉抜きたい場合はありかもしれません。


なみのり（クレセリア神さんに感謝！！）

遅い岩地面に打ちます。
ハードロック特防特化ドサイドンが確１です。


じならし

これは真面目にいれるか悩みました。一回打てば結構Sで抜ける相手が多いので。
しかし、技スペースの問題と、Sにもっと努力値を振らなければならなくなり、耐久との両立が困難になるため、今回は不採用です。


シャドーボール

ゴースト対策ですが、今回はきもったまなので不採用です。
防音でなおかつシャンデラを仮想敵にいれるなら採用の余地はありますが、耐久無振りでも高乱数１で確１にはなりません。(割合:97.7〜115.5%)


ちなみにバクオングは、
サイキネ、エナボ、十万Ｖを覚えません。前の二つはともかく十万覚えないのは遺体。

• 被ダメ計算

特に記述がなかったら極振りです。

物理方面

陽気オノノクスの逆鱗
→確２(割合:76.5〜90.5%)

意地っ張りオノノクスの逆鱗
→確２(割合:83.7〜98.8%)


意地っ張りメタグロスのコメハン
→確２(割合:65.9〜77.6%)

意地っ張りメタグロスのバレパン
→確４(割合:26.8〜31.8%)

意地っ張りメタグロスのアムハン
→低乱１(割合:88.2〜103.9%)


意地っ張りハッサムのバレパン
→確３(割合:38.5〜45.8%)

意地っ張りハッサムのとんぼがえり
→中乱２(割合:45.2〜53.6%)

意地っ張りハッサムの馬鹿力
→確１(割合:102.2〜120.6%)


意地っ張りバンギラスのエッジ
→確２(割合:65.3〜77%)

意地っ張りバンギラスの噛み砕く
→確２(割合:52.5〜62%)

意地っ張りバンギラスのけたぐり
→確２(割合:69.8〜82.6%)

意地っ張りバンギラスの馬鹿力
→確１(割合:104.4〜122.9%)


意地っ張りローブシンのドレパン
→確１(割合:102.2〜120.6%)


陽気パルチェンのつららばり*5
→確２(割合:58.6〜69.2%)


意地っ張りユキノオーのウドハン
→確２(割合:60.8〜72%)


特殊方面

ひかえめ水ロトムのハイドロポンプ
→確２(割合:69.8〜82.6%)

ひかえめ水ロトムの十万Ｖ
→確２(割合:55.8〜65.9%)


臆病ウルガモスのだいもんじ
→確２(割合:76.5〜90.5%)


臆病ラティオスの流星群
→低乱１(割合:86.5〜102.2%)


臆病シャンデラのだいもんじ
→確２(割合:79.8〜94.4%)


Ｃ補正ボーマンダの流星群
→確２(割合:84.3〜99.4%)


ひかえめランクルスのサイコキネシス
→確２(割合:59.7〜70.3%)

ひかえめランクルスのきあいだま
→確１(割合:106.1〜125.1%)



といった感じです。
弱点を突かれなければ一致技でも耐えるくらいの耐久です。

• 続いて与ダメ計算です。

すべての計算はメガネ補正込みです。

無振りオノノクス
冷凍ビーム→確１(割合:124.5〜147%)

H振りオノノクス
冷凍ビーム→確１(割合:102.7〜121.3%)


H振りメタグロス
オーバーヒート→確１(割合:120.8〜142.2%)


H振りハッサム
オーバーヒート→確１(割合:281.9〜332.2%)

HD特化ハッサム
オーバーヒート→確１(割合:214.6〜253.1%)

HD特化ハッサム＠オッカ
オーバーヒート→確１(割合:109〜128.8%)


無振りバンギラス（砂補正込み）
きあいだま→乱１(割合:93.1〜109.7%)

H振りバンギラス（砂補正込み）
きあいだま→確２(割合:78.7〜92.7%)


H振りローブシン
はかいこうせん→確１(割合:110.3〜130.1%)
ハイパーボイス→確２(割合:66.9〜79.2%)


無振りパルシェン
きあいだま→確１(割合:262.4〜308.8%)


無振りユキノオー
オーバーヒート→確１(割合:290.3〜341.8%)

H振り水ロトム
はかいこうせん→確１(割合:100.6〜118.4%)
ハイパーボイス→確２(割合:60.5〜71.3%)


無振りウルガモス
はかいこうせん→確１(割合:100〜118.1%)


無振りラティオス
冷凍ビーム→超低乱１(割合:85.1〜100.6%)
はかいこうせん→高乱１(割合:98.7〜116.7%)


シャンデラ
はかいこうせん→確１(割合:135.5〜160%)

（指摘してくれたHNNさんに感謝！！）


無振りボーマンダ
冷凍ビーム→確１(割合:200〜235.2%)

無振りボーマンダ＠ヤチェ
冷凍ビーム→確１(割合:101.7〜120%)


H振りランクルス
はかいこうせん→低乱１(割合:88〜103.6%)


となってます。

他に乗せてほしいダメ計があればコメントしてください。

• ＰＴ構成の目安

この型は、相手の攻撃を一発耐えて弱点を突いて一撃で葬ることが多いため、襷やＡやＣを削って耐久に回したポケモンに弱いです。

そのため後続に先制技持ち等削った相手を確実に狩れる奴を置くことをお勧めします。
特性自信過剰+先制技持ちのポケモンを使えば倒し損ねたポケモンを先制で狩って特性を発動できるのでいいかもしれません。

• おわりに

今回はバクオングの育成論でした。

みなさんどうでしたか？これを見て少しでもバクオングのことを気にとめてもらえればうれしく思います！

修正等ありましたらコメントお願いします。