今回は根性型オオスバメを投稿させていただきます。
HABCDSで能力値を表します。
個体値は理想個体とさせていただきます。
- オオスバメについて
第三世代から登場したポケモン、
特性:根性と、技:からげんきの存在から、
第四世代で火炎玉が出るや否や、根性型としての使用が幅広くなりました。
ただ、そんなことを抜いても十分活躍できる素早さ125、
115族を余裕で抜き去るこの素早さからのがむしゃらは非常に脅威です。
またケンホロウ・ピジョット涙目のブレイブバードも扱うことが出来、
個人的には非常にレパートリーが広いポケモンだと思います。
- 根性型としてのオオスバメの特徴
差別化も含まれているとお考えください
- 素早さ:125族
これ以下の素早さのポケモンに対しては基本、先行でからげんきやがむしゃらを放つことが出来るのがこのコの最大の強みです。
ただ、拘りスカーフには注意が必要です。
- 技:がむしゃら・蜻蛉返り
鋼や岩などのメインウェポン半減タイプに対しても有効な行動を持ちます。
一方、蜻蛉返りは空元気・がむしゃら無効の霊タイプから逃げるときや、
鋼と面した時に、蜻蛉で磁力持ちに交代し、苦手な鋼を狩ることにつなげることもできます。
- 攻撃種族値:85
ちなみに根性発動後は攻撃種族値135の攻撃特化と同じ実数値、
具体例を挙げると攻撃特化メタグロスやボーマンダと同じ火力となります
S125という速さとこの火力を併せ持てることが最大の強みです
- タイプ:ノーマル・飛行
これによって実質威力は大爆発並みのものとなります。
- 性格・努力値
性格:陽気(S↑C↓)
努力値:A252 S252
115族抜き抜きあたりに調整してもいいのですが、
その余りを耐久に振ったところで対して差は出ないので、
素直にAS極振りで十分かと思います。
- 特性
根性で確定です。
状態異常時、攻撃が1.5倍となるため、
他の高速アタッカーなどに対し、火力で差をつけることが出来ます。
- 道具
火炎玉か毒々玉で確定です。
各々癖がある道具ですが、実践的には毒々玉の方が優秀です。
- 火炎玉の利点
→長い間(4ターン以上)居座る場合においては累計ダメージが少なくなります。
→ダメージが単純な為、残り体力から逆算して身代わりを出すかなどの判断が容易です
・ポイヒガッサ等の、毒々玉依存の味方とパを組むことも可能です。
・
- 毒々玉の利点
長期間居座ることの少ないこのコとは良相性です。
・猛毒は攻撃を半減するというデメリット効果を持っていないため、
特性ミイラなどで特性を消されても機能停止し辛いです。
まあ実際使ってみたところ大差はないので、
お好きな方をお使いいただければいいかと思います。
- 技考察
- 確定技
いうまでもなく火傷根性型のメインウェポンですね。
因みに火傷を負ってからはこの種族値からオノノクス高乱1となるほどの火力を叩き出します。
尚、この技の存在が有名すぎて、相手がこのコを見ると、からげんきを半減するタイプに交代しやすい件には注意です。
がむしゃら 自分の体力=相手の体力とする 命中100
ほかの根性型にはできない特権です。
素早さ125族からのがむしゃらであるため、先制技持ちと面していない限り、
ほぼ確実にがむしゃらを決めることが出来ます。
もともと身代わりや火傷などで体力を簡単に削ってしまうこのコとは好相性です。
がむしゃら時には、相手の霊への交代に注意してください!
身代わり 体力の1/4を消費して身代わりを作る
火傷していない1ターン目の時間稼ぎが一番の目的です。
125族という速さ故、まず先手をとって身代わりを張れますが、
連続技には細心の注意が必要です。
連続技を危惧する場合は、こちらも様々な欠点はありますが、守るをお使いください。
上記以外にも、がむしゃらの為の体力削りという点でも使えます。
…が、その場合ほぼ確実にがむしゃらは読まれるので注意してください。
- 選択技
遺伝技です。
一致威力120であるため、空元気に威力は劣るものの、格闘や虫などの相手に対して確実に役割を遂行することが出来ます。
また、空元気・がむしゃらが無効である霊タイプへの唯一の有効打とも成り得ます。
反動がある為、このコ自身火傷ダメなどと相まって落ちてしまうことも多いですが、
残ればがむしゃらの絶好な発動機会を作ることにも繋がります。
電光石火 威力40 命中100 先制攻撃(優先度+1)
終盤になると自身の紙耐久に加え、状態異常などで蓄積してきたダメージも相まって、
マッハパンチ等の先制技が非常に怖くなってきます
特にあと一撃で落とせるはずの相手にこれを喰らって倒されるのはとても辛い為、
そのような状況できちんと倒しに行けたり、
死ぬ間際に一発撃って相手にダメージを少し蓄積させる事にも利用できます。
蜻蛉返り 威力70 命中100 攻撃後に交代
岩・鋼・霊などの苦手なタイプから逃げることに使えるほか、
応用して、相手が鋼の時にこの技から磁力持ちに交代して鋼を狩ることにつなげることも可能です。
根性型は火傷さえしていれば交代後に再登場してもすぐに火力が出るので、
積み型と異なり、遠慮なく交代させることが出来ます。
燕返し 威力60 必中
タイプ一致の必中技です。
ブレイブバードの1/2の火力なので、火力重視として使うよりも、
ちいさくなるポケモン対策としての起用となります。
ただしこの場合、パーティー全体にとっての対策をこのコで行える代わりに、
攻撃選択肢はからげんきのみとなってしまいます。
どくどく 相手を猛毒にする
パッと見技スぺの問題から厳しそうですが、
ブルンゲルをはじめとする、このコのゴリ押しでは突破が不可能なポケモンに対して放つことで、
それらのポケモンに、後衛で対処することが出来るようになります。
- 動かし方
先発か死に出しで出します。
地面技に対して後出しも出来ますが読み違いのリスクもありますし…
動き方は、1ターン目は身代わりなどでやり過ごして火傷を発動させ、
2ターン目以降は相手に応じて自由に戦ってください。
ただ、空元気で何でもかんでも強引突破しようとしても、無理な場合が多いのは知っておいてください。
確かに火力は高いですが、ガブリアスを一撃で落とせるほどの火力はないです;
- 与ダメ計算
全て火傷を負った場合の火力で計算しています。
- からげんき
(bw/1045)H4ラティオス........................確1(103.8〜123%)
(bw/444)H252B36エルレイド.................確1(102.8〜121.7%)
(bw/83)H4オノノクス............................乱1(96.7〜114.4%)
(bw/155)H252B72ウルガモス.................乱1(89.5〜106.2%)
(bw/211)H252FCロトム........................確2(80.8〜96.1%)
(bw/723)↑B252ハピナス........................確2(71.8〜84.8%)
(bw/736)H252ブラッキー......................確2(62.3〜73.2%)
想定以上の火力を発揮します。
燕返し→空元気でH252サザンドラすら落とせるほどの火力を持ちます。
受けはまず不可能だといっても過言ではないかと思われます。
- ブレイブバード
(bw/448)H252B68ローブシン.................確1(105.6〜125.4%)
(bw/949)H4シャンデラ..........................乱1(93.3〜110.2%)
(bw/2008)H252B76シャンデラ...............確2(70.0〜82.6%)
(bw/95)H252シュバルゴ........................確2(62.7〜74.5%)
(bw/1155)H236B124ハッサム................確2(58.2〜69.1%)
2倍以上ならば基本的に確定で落とせます。
シャンデラ程の耐久があれども、耐久無振りなら乱数で落とせるほどの火力です。
ハッサムはバレットパンチも怖いので出来る限り対局は避けましょう。
※燕返しはこれの半分の火力と考えてください
尚、燕返しでもキノガッサ・ヘラクロスは火傷を負っていれば確1です。
- 被ダメ計算
あくまでも目安です!
- 物理耐久
(bw/1224)↑A252ブラッキー宝石しっぺ....確1(100.0〜118.5%)
(bw/1155)↑A44ハッサムバレパン............確2(54.0〜64.4%)
(bw/743)↑A156武神マッパ@1.2倍….......確2(49.6〜60.0%)
- 特殊耐久
(bw/155)↑C96ウルガモス大文字..............確1(131.8〜155.5%)
俗にいう紙耐久というやつです;
おまけに身代わりや火傷ダメで自分から体力はどんどん削るので、
耐久は全く宛てに出来ません。
尚、先制技に対しては氷の礫以外には身代わりを張れるだけの体力は残ります。
- 最後に
指摘・感想・意見、何でも大歓迎です^^
都合により、場合によってはコメ返しに非常に時間がかかる場合があります