この育成論では、HABCDSなどといった省略語を使います。
H=HP、A=攻撃、B=防御、C=特攻、D=特防、S=素早さ
とさせていただきます。
最遅やめざパを使う場合以外、個体値はすべて31を前提としています。
ダメージ計算は、トレーナー天国さんのツールを使用させていただきました。
また、ダメージ計算において確1、乱1などの表現を用いることがあります。
- クレセリアってどんなポケモン?
ダブルでは対策必須のポケモンですね。高い耐久で場に居座りさまざまな補助技を駆使して場を整えます。クレセリアを縛れるポケモンがいないと試合にすらならないと言っても過言ではないかもしれません。
- 性格・努力値
一番実数値が高くなるところに補正をかけ、最遅にしたいのでなまいきです。
H-A-B-C-D-Sとして、
努力値:220-0-44-156-76-0
実数値:223-×-147-115-176-81
H:16n-1
C:H4ボーマンダを高乱数1発(180で確1)
D:11n
S :最遅
Cに無振りだとボーマンダを中途半端に生かしてしまうことになるため、
今回は多めに振りました。てだすけ+ジュエルでもない限り確1にされることはないため、無駄の出ない様にDは11nになるように振りましたが、そのあたりの調整は各自行ってください。また、最遅であるため、努力値の無駄は6でますのでご注意ください。
- 技候補
サイコキネシス:せっかくCを振るので格闘へのダメージソースとして入れたいところですがローブシンやカポエラーを確2に出来ないうえにズルズキンには無効です。隣のメタグロスで殴った方がいいと思いますので今回は優先度低めです。
サイコショック:モロバレル意識でサイコキネシスよりは優先度が高いと思います。
しんぴのまもり:いばる+しんぴのまもりで味方の火力をあげつつ鬼火や麻痺から味方を守ります。てだすけと選択になると思います。
- 持ち物候補
オボンのみ:場持ちをよくし、確定数をずらしてくれます。最優先。
たべのこし:何ターンも居座ることが多いので。オボンがどうしても他のポケモンに必要な場合。
メンタルハーブ:エルフーンなどのちょうはつやアンコ持ち対策に。横でねこだまサポートした方がおそらく良いです。
パワー系:Sを半分にし、実数値にして40にします。最遅40族と同速になります。
まがったスプーン:サイコキネシス、サイコショックを使う場合。後述。
- Cに大きく割く理由
クレセリアでトリックルームサポートをする場合、アタッカーにはドサイドンやメタグロス、ローブシンなどの鈍足物理アタッカーを採用することが多くなると思います。メタグロスなどの特性によって能力下降を防ぐポケモン以外はいかくによって突破力を下げられてしまいます。特性「いかく」でメジャーなポケモンと言えばボーマンダやカポエラーが挙げられると思います。また、いかくを受けないとは言えメタグロスも少し削れてるだけで珠ボーマンダの圏内に入れられてしまいます。できれば特殊氷技でボーマンダを突破したい、という理由からCに大きく割きました。
- 耐久が落ちたことについてDについては水準並の耐久を確保できましたが、Bはもの足りなくなっております。それを補うために、相手にバンギラスやハッサムがいた場合(+威張る要員がいた場合)のことを考えてトリックルームサポートには是非カポエラーを採用したいです。いかくにより実質的に足りないBを補い、ねこだま+トリックルーム→いばる+キーによりどちらも確1にできます。ハッサムについてはカポエラーのA次第です。また縦の関係としてボーマンダも相性がいいです。カポ+クレセで裏にマンダ、という形が望ましいですね。ただこの組み合わせだとメタグロスが重いため一例に過ぎないということを確認しておきます。
- 立ち回り
まずはトリックルームによるサポートです。
素早さ逆転かられいとうビームで相手の竜を縛ったり、味方へのいばる+ラムの実コンボを決めにいきます。
また、てだすけにより横のポケモンで無理やり相手のポケモンを落とすことができます。- クレセリアでトリックルームをする理由
・トップクラスの耐久を持つのでトリックルームが決まりやすい
・トリックルームをした後でも仕事がある
・型が複数あるため(完璧には)型を読まれない
・でんじは型ではみがわり持ちキングドラやドリュウズに麻痺が入らない
・ムシャーナと違い相手の地震が入らない- 苦手なポケモン
ウルガモス:メタグロス共々苦手なポケモンですね。他のポケモンに岩技を覚えさせとく必要があると思います
シャンデラ:ねこだま無効、てだすけジュエルシャドボで確1など
ハッサム:いばしんぴなどでAを上げ、むしくいでオボンごと食われます
モロバレル:このポケモンの前で安易なトリックルームは自殺行為です
その他挑発持ち- パーティを組む上で相性のいいポケモン
・横の相性
カポエラー:横の相性では一番かもしれません。
ねこだま+いかくでバンギラスをけん制しながら安全にトリックルームを使えます。
一応苦手なシャンデラ相手にもジュエルふいうちで縛れます。
メタグロス:特性により威嚇が入らないため、優秀な物理アタッカーとして仕事ができる。
ハッサム:A二段階上昇+トリル下ではむしくい、アクロバット、バレパンで広範囲のポケモンに対応できる。
・縦の相性
サザンドラ:クレセグロスとの相性補完に優れ、シャンデラに強い。が、この3体だとウルガモスが重くなりますね。
ボーマンダ:威嚇と文字によりハッサムに圧力をかけられ、ウルガモスのメインウェポンを半減できます。
ヒードラン:ふんかヒードランは手に入れにくいポケモンなのですが、クレセリアとの相性補完に優れ、威嚇により火力を落としません。- ダメージ計算
与ダメージ
れいとうビーム
H4ボーマンダ
→98.8%〜117.6% 乱数1発 (93.8%)
H4ガブリアス
→84.7%〜102.1% 乱数1発 (18.8%)
サイコキネシス
無補正ラティオス眼鏡流星群耐えカポエラー
→45.8%〜54.7% 乱数2発 (52%)
※54.7%〜66.2% 確定2発
無補正ラティオス眼鏡流星群耐えローブシン
→46.2%〜54.7% 乱数2発 (60.2%)
※54.7%〜66% 確定2発
サイコショック
H252モロバレル
→52.4%〜62.4% 確定2発
※H252B4カポエラー 68.7%〜81.5% 確定2発
※H252B4ローブシン 50.9%〜60.3% 確定2発
※まがったスプーン込
被ダメージ
補正有ウルガモスのジュエルむしのさざめき
80.3%〜94.6% 確定2発
補正有シャンデラのジュエルシャドーボール
75%〜88.3% 確定2発
補正無眼鏡ラティオスのりゅうせいぐん
54.9%〜64.7% 確定2発
補正有ハッサムのむしくい
61.8%〜73.5% 確定2発
威嚇込
41.2%〜49.3% 確定3発
補正無バンギラスのかみくだく
52%〜61.8% 確定2発
補正有バンギラスのかみくだく
56.5%〜67.2% 確定2発
威嚇込
37.6%〜45.7% 確定3発
A187メタグロスのコメットパンチ
32.2%〜38.1% 乱数3発 (96.3%)
これだけの火力を出すメタグロスについては、珠マンダの文字が圏内になってしまいますし、コメパン3発受ける間に他の技を受けないとは考えにくいので気にする範囲ではないと思います。オボン込では確4になります。
以上です。ここまでご閲覧頂きありがとうございます。
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