ガラガラといえばホネ! しかし、ガラガラが手に取ったのはマイクだった!?
息子に不評な子守唄、家では歌えない…! なら戦場で歌おう、存分に!
今、史上最悪の歌が戦場に轟くーー
本題
特性「ひらいしん」の場合、等倍で通るのは飛行・超、竜のみ。それ以外は2倍か半減以下。半減は7、無効は3と優秀な耐性。
また、専用道具「ふといホネ」により高い攻撃を実現できるのが最大の魅力。
特化フレドラ指数は約52000。(特化鉢巻ガブのげきりんが約54000)
努力値配分
ガラガラの調整で一番やっかいな部分である。攻撃特化の場合、多くの相手に対して数値を余らせることになる。
一方で、多少防御・特防に振ったところで、一致弱点は乱数から外れず、半減なら素で耐える。そこで今回は、対面ガルド・バンギを意識し、無振り61族まで抜くように素早さを調整する。
またHPは8n-1で調整。
実数値:151(124)-145(252)-130-63-100-82(132)
技
- 確定
フレアドライブ、シャドーボーン、ほろびのうた
- 選択
ホネブーメラン、おにび、まもる
ほろびのうたの採用理由
執筆時点で、ほろびのうたの採用率は3.5%に過ぎない。では、なぜ採用するか。それは一定数の刺さる相手が存在するからにほかならない。
1.バシャーモ、イーブイ
ほろびのうたは、バトンで引き継がれる。マジックミラーも無視可能で、確実に積みバトンを潰せる。
2.害悪、まもみが
ほろびのうたは、まもるみがわりも貫通する。オニゴーリやピクシー、まもみが型を相手にする場合、確実な交代を誘うことができる。
3.ラス1対決
ほろびのうたは、ラス1対決の際、素早さの遅い方の勝ちとなる。こちらに有効打のないどくみが型などを安全に倒せる。
基本的に、ガラガラは得手不得手がはっきりしているが、ほろびのうたの採用により、上記のような特殊な型に対する牽制が可能になる。
しかし、この育成論では推している技だが、軸となる技ではないことを明記しておく。基本的には、逃げるか殴るかがガラガラの強い利用方法である。しかし、フレドラ、シャド骨以外の技は比較的自由枠であるのも確かである。そのため、保険としての採用理由は十分であると考える。
ダメージ計算
ここで詳しい被ダメは計算しない。レート50位内のうち、カプテテフのサイキネ、他一致弱点はほぼすべて確1である(積むポケモンは積んだ前提で)。特化メガルカリオ(A140相当)の不一致地震はすべて耐える。
- 与ダメ *太字確1or乱1
●フレアドライブ(指数52200)
カプ・コケコ 112.4%〜133.1%
ポリゴン2(HB) 43.7%〜52% *乱2 (14.5%)
ポリゴン2(HD) 61.4%〜73.4%
テッカグヤ(HB) 114.7%〜135.2%
ベトベトンA(H) 97.6%〜115% (81.3%)
ギルガルド盾(H) 122.1%〜143.7%
メガガルーラ(H) 76.8%〜91%
メガガルーラ 90.5%〜107.2%(43.8%)
マンムー(脂肪) 107%〜126.4%
パルシェン(からやぶ後) 109.5%〜129.3% *無積ロックブラストは耐えて(与79.2%〜93.6%)
ラッキー(HB) 59.1%〜69.7%
メガフシギバナ(H) 73.7%〜87.7%
●シャドーボーン(指数36974)
ガブリアス 66.1%〜78.6%
ウインディ 84.2%〜100%
カプ・レヒレ(H) 58.1%〜69.4%
メガボーマンダ 35.8%〜42.9%(いかく)
ギルガルド盾(H) 98.2%〜116.1%(87.5%) *キンシ読み
ギャラドス 54.7%〜65.2%(いかく)
メガメタグロス 105.8%〜125.1%
ランドロス 77.4%〜91.4%
ペリッパー(H) 70%〜82.6%
バシャーモ 99.3%〜118%(93.8%)
ゲッコウガ 54.4%〜63.9%
メガリザードンX 69.2%〜82.3%
メガリザードンY 92.8%〜109.8%(56.3%)
ロトム(全) 87.2%〜104%(25%)
●ホネブーメラン(指数14500×2)
ウインディ 123.6%〜146.6%
ベトベトンA(H) 108.4%〜128.3%
バシャーモ 145.8%〜172.9%
バンギラス 97.1%〜114.2%(81.3%)
ドリュウズ 138.3%〜163.2%
- どう考えても受け出ししてこないポケモン、対面で負けるポケモン、明らかに確定1発のポケモンについては記載していない。
立ち回り
一般的な脳筋アタッカーと同じで構わない。有利な相手に殴り後続に負担を掛けていく。この型では多くのガルドを抜けるため、61族以下の殲滅も可能である。状況に応じて、ほろびのうたを殺傷能力のある「ほえる」として活用すればよい。