はじめに
今回は古代ポケモンとシナジーのあるひでりを1番使いこなせる
コータスコータスというポケモンについての紹介です。
アドバイスや改善点などございましたらコメントにてご指摘いただけると幸いです。
ダメージ計算にはポケソル様のサイトを使用させて頂きました。https://sv.pokesol.com/calc
本論ではHABCDSの略称を用います。
採用理由と役割
古代ポケモンは共通してこだいかっせいという特性を持っています。
ブーストエナジーを持たせるか天気が晴れのときいちばん高い能力が上がる。
現在はブーストエナジーを持たせる型が主流ですが、アイテムの使用上はじめて場に出たときしか発動しなっかったり、パラドックスポケモン(未来、古来のポケモン)を複数体採用したいときなどにいろいろと不便があります。
そのため、ひでりの方が裏のポケモンに自由をきかせやすいと考え、ひでりの中でも1番仕事のできるコータスコータスを採用しました。
コータスコータスはその特性上(ひでり)水技の威力を半減できるため、実質的な弱点は地面と岩タイプでけになっています。地面や岩の高火力技は物理方面のものが多く、物理耐久に厚いコータスコータスは一撃では決して倒れない強さを持っています。諸説あり(笑)
技に関しても欠伸やステロといった後続へのサポートができるものがあり腐りにくいのも強みの一つです。
持ち物
だっしゅつパック
コータスコータスはSの種族値が20と類を見ない遅さなので(カバルドンカバルドンは47)基本的には後攻で動きます。脱出パックを持つとオーバーヒートを撃ちながら相手の動きを見て交代ができるため安全に裏のポケモンを出すことができます。
たべのこし
ステロ欠伸展開をHP回復しながら行えるため相手の行動の自由を縛ります。
パラドックスポケモンでひでりを活用する場合素引きを余儀なくされるため
今回は不採用になりました。
特性
ひでり
戦闘に出ると5ターンの間、天気が『にほんばれ』になる。
現状これ一択です。ウーラオスが来たらシェルアーマーも...
性格・努力値と調整
性格は呑気でBに補正をかけつつSをさげることで下から動けるようにします。
最低限行動できるよう主要特殊アタッカーの攻撃を耐えられるようHDに振り分け、残りをBに振り物理方面にはめっぽう強くしています。(詳しくは被ダメージ計算欄にて)
技構成
オーバーヒート
脱出パックと合わせて自主退場技として使用します。
技の威力も高いため裏のポケモンの先制技などで縛れたりもします。
ソーラービーム
ひでりとの相性◎
コータスコータスの弱点を突いてくる水、岩、地面に抜群をとれるため削りを優先する際にも効果的です。
あくび
言わずと知れた最強技。
様子見やステロ欠伸の展開に使用します。
ステルスロック
言わずと知れた最強技Part2
相手の襷を無力化できるので裏のポケモンで処理しやすくなります。
候補
じわれ
一撃必殺!!当たれば...
オバヒ、ソラビともにかなりの威力が出るため不採用です。
がんせきふうじ
現環境は先制技が強い印象なのでSダウンより削りを優先しました。
テラスタル
くさ
コータスコータスの弱点である水、岩、地面を半減にできます。
コータスコータスなどの低速の起点作成ポケモンがきついキノコの胞子を無効化できる点も相性がいいです。
立ち回り例
1.パオジアンパオジアンやキノガッサキノガッサなどの襷持ちが相手側にいる場合はステロから入ります。
それ以外のポケモンの場合はオバヒを撃って交代します。
(注:ウォッシュロトムウォッシュロトムなどのトリックが考えられる場合は欠伸を選択し、相手の交代に合わせて交代するのが安定的です。)
2.高い耐久を生かしてその後の受けだしなどにも活用できます。
与ダメージ計算
H4振りウォッシュロトム→草テラスタルソラビ
114 ~ 134 (90.5 ~ 106.4%) 乱数1発 : 43.75%
HD252振りカバルドン→草テラスタルソラビ
116 ~ 138 (43.3 ~ 51.5%) 乱数2発 : 5.07%
オボン込み
HD252振り補正ディンルー→ソラビ
68 ~ 80 (24.5 ~ 28.8%) 乱数4発 : 98.72%
食べ残し込み
H4振りテツノツツミ→晴れオバヒ
145 ~ 172 (109.9 ~ 130.4%) 確定1発
HD252振り補正アーマーガア→晴れオバヒ
158 ~ 188 (72.9 ~ 86.7%) 確定2発
食べ残し込み
H4振りサーフゴー→晴れオバヒ
212 ~ 252 (130.1 ~ 154.7%) 確定1発
H252振りモロバレル→晴れオバヒ
230 ~ 272 (104.1 ~ 123.1%) 確定1発
被ダメージ計算
ウォッシュロトムC252振り補正拘り眼鏡ドロポン→
150 ~ 176 (84.8 ~ 99.5%) 確定2発
カバルドン無振り地震→
78 ~ 92 (44.1 ~ 52.0%) 乱数2発 : 8.59%
ディンルー無振り地震→
78 ~ 92 (44.1 ~ 52.0%) 乱数2発 : 8.59%
テツノツツミC252振り補正クオークチャージドロポン→
148 ~ 174 (83.7 ~ 98.4%) 確定2発
ドラパルトA252振り拘り鉢巻ドラゴンアロー→
78 ~ 92 (44.1 ~ 52.0%) 乱数2発 : 3.67%
ガブリアスA252振り地震→
108 ~ 128 (61.1 ~ 72.4%) 確定2発
テツノドクガC252振り補正クオークチャージヘドロウェーブ→
140 ~ 165 (79.1 ~ 93.3%) 確定2発
キノガッサA252振りテクニシャン岩封→
66 ~ 78 (37.3 ~ 44.1%) 確定3発
トドロクツキA252振り補正こだいかっせい逆鱗→
97 ~ 114 (54.9 ~ 64.5%) 確定2発
セグレイブA252振りきょけんとつげき→
69 ~ 82 (38.9 ~ 46.3%) 確定3発
イーユイC252振り悪波→
108 ~ 127 (61.0 ~ 71.7%) 確定2発
ミミッキュA252振り+2シャドクロ→
75 ~ 91 (42.3 ~ 51.4%) 乱数2発:9.7%
苦手なポケモン
相手の裏から出てくるカバルドンカバルドンには天候を変えられてしまい、ソラビも打点として機能しなくなってしまいます。
同じ理由でペリッパーペリッパーも構築的にきつくなってしまいます。環境で見たことないけど(笑)
相性の良い味方・構築例
- ひでりによって古代ポケモンをアシストする目的で考えたコータスコータスですので、基本的には古代ポケモンと組み合わせるのが強いです。
特にコータスコータスのD方面をケアするハバタクカミハバタクカミやサケブシッポサケブシッポなどと組み合わせると面白いかもしれません。
- コータスコータスは耐久ポケモンに多い地面や鋼に打点を持てるため古代ポケモンと組み合わずとも個として強い性能を持っています。
おわりに
ここまで長々とご閲覧ありがとうございます。
耐久ポケモンなのでダメージ計算欄が少し多くなってしまいましたが、私的にはまだまだ載せたかった必要最低限に絞ったつもりです。
この育成論が何かの参考になれば幸いです。
最後に私がコータスコータスと組んでいる特殊受けトドロクツキトドロクツキの育成論も載せておきますので、興味があればそちらも見に行ってください(笑)