はじめに
今回は個人的に一番好きなポケモンでもあるドヒドイデについて考察していきたいと思います。
- 非公式の略称や単語を使用します。
- 能力値をHABCDSと表記します。
- 能力値及びダメージ計算で使用する個体値は全て理想個体として計算しています。
基本情報
ドヒドイデはパルデアにはハリーセンとクズモー、及び進化前のヒドイデの3体しか入国していないどく・みずタイプの鈍足高耐久ポケモンです。
弱点が3つしかなく半減が8つと高い耐久性能を持ち多くのポケモンに対して有利を取れる上、隠れ特性のさいせいりょくによって高いサイクル性能を持ち不利対面でも強気な行動を取ることができます。
物理耐久が高くねっとうからやけども狙って行ける為登場した第七世代から次の第八世代においては物理受けの型が主流でした。
くろいきりを習得する為積み構築にも比較的強く出ることができ、毒タイプを持つことから自身はどく無効、相手にはどくどく必中と同じ耐久型のポケモンに対しても比較的強いです。
ダメージソースをスリップダメージのやけどやどくどくに依存している為火力が低くみがわりのの破壊が困難な事やちょうはつなどによって起点にされやすい事が主な弱点でしょうか。
第八世代の主な変化
- じこさいせいのppが16→8に
- ねっとう没収
- テラスタル追加
- アシッドボムの習得
- ひやみずの習得
- こわいかおの習得
テラスタルについてはどのポケモンからも一致弱点が飛んでくる可能性があると耐久型にとってはかなりの逆風ですがテラバーストの威力が80と割と低めで物理特化ドヒドイデは物理方面なら攻撃実数値170以上のハチマキ持ちや190の珠持ちでも無い限りくろいヘドロの回復でまもるターンを挟めば確定2発取られなかったりするのでそこまで警戒しなくてよさそうです。
反面今までギリギリで受け切れていたポケモンはテラスタルによって受けきれなくなるなる事が予想されるのでその点は注意が必要そうです。
新規習得技考察
- アシッドボムは相手の攻撃を耐えて返しで撃つことでお互い後続が残っている場合、相手に交換択を迫れて強そうです。
- ひやみずは確定で相手の攻撃力を下げることができ、ねっとうに伴いやけどと異なり交代等によってリセットされてしまいますが当てさえすればこうげきを確定で下げられることや複数回当てることでこうげきを最大6段階下げることができその場合やけど以上に物理技で受けるダメージ量を減らすことができる事等が差別化点として挙げられます。使用感自体はねっとうとそこまで変わらなさそう。
- とびつく、こわいかおは効果自体は強いと思うがすばやさを下げたいならドヒドイデが以前から習得しているこごえるかぜやマッドショットで良さそうです。
- その他の新規習得技技は技スペースの都合で採用には至らなさそう。
調整と調整理由
特性 さいせいりょく
個体値 H31-A0- B31- C31-D31-S0〜31
努力値 H252-B252-D4
実数値 H157-A68-B204-C73-D163-S40〜55
持ち物 くろいヘドロ
- 調整理由
- 個体値はイカサマのダメージを減らす為に0が理想だけど正直妥協しても問題はないと思います。
- Sの個体値も個人的にはコータスの上を取れて一番遅い2のものを使っているが正直あまり関係ないと思います。
- 汎用的な物理受けなので努力値はHBぶっぱ。余りはCに回すのもアリだと思います。
テラスタイプについて
くろいヘドロを持たせるならどく、たべのこしを持たせるならドヒドイデの弱点であるじめんタイプやでんきタイプの技を半減にでき、きのこのほうしややどりぎのたねなど優秀な補助技を無効にできるくさがいいと思います。ただドヒドイデにテラスタルを切ることがほぼ無いので妥協しても問題ないと思います。
技構成について
- ひやみず
相手のこうげきを下げることが出来るのでppを減らされたじこさいせいを撃つ回数を減らすことができる。
- どくどく
メインのダメージソース
相手ポケモンを倒すことでじこさいせいを撃つ回数を減らすことができる。
- まもる
どくどくの削りやくろいヘドロでの回復を稼ぎやすくする為。
トーチカではないのは相手ポケモンを通常のどく状態にしたしまい削りのペースが落ちるのを防ぐ為。
- じこさいせい
回復技。耐久の肝。
PPが減ったので大切に使いたい。
被ダメージ計算
- 性格無補正C252サーフゴーサーフゴー
ゴールドラッシュ→24.2〜28.6%
シャドーボール→32.4〜38.8%
サイコキネシス→49.6〜58.5%
- C特化サーフゴーサーフゴー@こだわりメガネ
ゴールドラッシュ→26.7〜31.8%
シャドーボール→36.3〜42.6%
サイコキネシス→54.7〜64.9%
- 性格無補正C252サザンドラサザンドラ
りゅうせいぐん→51.5〜61.1%
- C特化サザンドラサザンドラ@こだわりメガネ
りゅうせいぐん→84.0〜99.3%
- A特化ガブリアスガブリアス
じしん →64.9〜77.7%
- 性格無補正A4振りカバルドンカバルドン
じしん→43.3〜53.5%
- 性格無補正A252ドラパルトドラパルト
ドラゴンアロー(1回)→28.0〜34.3%
とんぼがえり→6.3〜7.6%
- 性格無補正C252ドラパルトドラパルト@いのちのたま
10まんボルト→57.9〜69.4%
- C特化ウォッシュロトム
ボルトチェンジ→53.5〜64.9%
10まんボルト→68.7〜81.5%
- C特化ウォッシュロトム@こだわりメガネ
ボルトチェンジ→80.2〜95.5%
10まんボルト→103.1〜122.2%
※環境が安定してきたら追記、修正していきます。
苦手なポケモン
ドヒドイデのダメージソースであるどくどくの効かない相手、1発でドヒドイデの体力の半分以上持ってける火力があり受けが成立しないアタッカー、ドヒドイデが起点にされてしまうちょうはつやみがわりを採用しているポケモンなどです。
SV新ポケモンだとサーフゴーやサーフゴーやキョジオーンキョジオーン、スコヴィラン特性むらっけのスコヴィランなどが特にキツそうです。
相性の良い味方・構築例
ドヒドイデの弱点であるじめんタイプやエスパータイプに強く出られるマスカーニャマスカーニャやチオンジェンチオンジェンなどが挙げられると思います。
さいごに
久しぶりの投稿で拙い内容だったと思いますが最後まで読んでくださりありがとうございました。
一応フレ戦やフリーマッチ等で使ってみてから書いてはいますがランクマッチ実装後環境に合わせて追記、修正を行っていこうと考えています。
誤字脱字や内容への指摘がありましたらコメントして下さると嬉しいです。