はじめまして。ピカチュウ好きのシロと申します。今回はハバタクカミを考察しました。よろしくお願いします。
- 非公式の略称を使用します。ご了承ください
- 調整は適当です。この育成論はステラスに重点を置いています
はじめに
皆さんもご存じな通り、ハバタクカミは非常に強いポケモンです。型の多様性や技範囲の強さ、速さと火力を持ち合わせた強いポケモンの代名詞として有名です。
ハバタクカミと対面した時のことを考えましょう。眼鏡もちに見えるようなブーストエナジーが発動しないハバタクカミの主な処理ルートとしては以下の2つが考えられます。
- テラスタルを切って対面的に処理する
- 毒鋼に引いてサイクルを回す
もしこの時にハバタクカミがステラバーストを打ってきたらどうなるでしょうか?
- テラスタル対面処理の場合 → 抜群ステラバーストが命中
- タイプ受けをした場合 → 一貫性のあるステラバーストで負荷がかかる
上記のように有利盤面を維持できます。
さて、問題はステラバーストを打った後です。相手は死に出しされた無傷のポケモンかハバタクカミに有利なポケモンでしょう。こちらは特攻が一段階下がったハバタクカミです。
そうですね。起点になってしまいます。
本育成論では起点を回避すべく電磁波を採用し、電磁波と相性の良いたたりめも採用することによってテラスタルを切らない時でも十分に戦って行ける技構成、調整となっています。
性格・努力値と調整
ひかえめ 131(4)-67-106(244)-195(180)-156(4)-165(76)
- 調整意図
h4b244 → スカーフ陽気ウーラオス(いちげき)の水流連打を低乱数一発に抑える(1.12%)
s76 → 最速ウーラオス(れんげき) +2
c180+ → 負荷を強くかけるために余りを全振り
なお、この調整は電磁波ハバタクカミ用の調整であるため素早さを落としていますが、電磁波を採用しない場合には特攻を削ってオーガポン抜きまで素早さに振ったほうが良いと思われます(s188)
HPの奇数調整をしようとすると、頑張っても火力が相当落ちてしまうかウーラオス(れんげき)の水流連打の乱数が悪くなってしまいます。これよりも良い調整案があれば教えて頂けるとありがたいです。
→いい感じの調整を見つけたので修正しました
技構成
確定技
- ムーンフォース
- メインウェポンであり、採用しない理由はとくにないでしょう。
- テラバースト
- コンセプトです。立ち回りの項にて後述しますが、どんな対面でもステラスを切ればよいというわけではありません。
非確定技
- でんじは
- ステラスの仕様上、火力が落ちてしまった後でも役割を持てる技として採用。結果的にテラスタルを切らない時にでも電磁波祟り目型としての運用が可能になりました。
- たたりめ
- でんじは採用ならこっち。シャドーボールと選択。
- シャドーボール
- 積極的にテラスタルを切っていくプレイヤーの場合はこちらのほうが初動から負荷を掛けることができて好ましいと思われます。
もちもの
- きあいのタスキ
- 上をとられている鉢巻パオジアン、ハバタクカミミラー、そしてオーガポンのケア目的である。もし行動保証を求めていて、タスキ枠が余っているならこれをお勧めしたい。スカーフウーラオス(いちげき)を切ってCS特化させるのも一つの考え方ではある。
- ジャポのみ,ゴツゴツメット
- 変な型のウーラオス(れんげき)やパオジアンに最低限相打ちをとるためのアイテム。このアイテムを持たせることによって、テラスタルを切ったうえで無償突破されるといった事故は少なくなる。案外接触技を打たれることの多いハバタクカミにとってゴツゴツメットの発動機会は意外と多い。防御振りと咬み合っている。
- ブーストエナジー
- 本育成論のままだと特攻が上がる。火力は高くなり、サイコショックと併せて毒入りサイクルを単体で破壊し始める。その反面、眼鏡でないことが透けるので相手に交換されやすくなってしまう。なお、調整を変えて素早さ上昇にするとステラバーストの火力が不足してしまいます。
本育成論ではステラバーストを打った後の起点回避のために、電磁波を打ちたいという思惑があります。それなのでこだわりスカーフとこだわりメガネは考慮外としました。
耐久振りタスキはどうなのかという問題ですが、
- ブーストエナジーが発動しない
- オーガポンに対面で勝利できる
- スカーフウーラオス(いちげき)に先制されて出オチしない
といった課題を全てケアするためには必要なように思います。もしより良いアイテムがあれば追加しますのでコメントをお願いします。
テラスタル
- ステラ
- コンセプトです。どんな相手にでも一貫した負荷をかけることができます。ハバタクカミのもとから優れた耐性を潰すことがなく、また役割放棄をおこさないことも好相性です。
立ち回り
理想の流れは下記のとおりです
初手に選出し、相手にテラスタルを切らせる。
→タスキを残して突破、後発に電磁波+たたりめ
相手がハバタクカミに不利なポケモンウーラオス(れんげき)テツノツツミパオジアンの時はステラバーストを打つことを考慮します。ただ、何も考えずにテラスタルを切ればいいわけではありません。もしもハバタクカミ受けに交換されてしまった場合、確かに負荷をかけることはできますが後に残るのは特攻の下がった起点です。電磁波の通らない相手だった場合は特に悲惨なので相手の交代もしっかり読んでいきましょう。
相手がハバタクカミに不利ではない場合、こちらは一般的な電磁波ハバタクカミとして立ち回ります。ブーストエナジーが発動しないため、サーフゴー交代を誘わずに電磁波を通すことができます。
与ダメージ計算
※採用率上位のポケモンを計算
テラバースト(抜群)
無振カイリュー → 148 ~ 176 (89.2 ~ 106.1%) 乱数1発 : 37.5%
(この対面は電磁波安定です)
無振ハバタクカミ → 116 ~ 136 (89.3 ~ 104.7%) 乱数1発 : 37.5%
(この対面は電磁波安定です)
無振オーガポン(かまど) → 152 ~ 180 (98.1 ~ 116.2%) 乱数1発 : 87.5%
(この対面は電磁波安定です)
無振サーフゴー → 160 ~ 190 (98.8 ~ 117.3%) 乱数1発 : 87.5%
(きあいのタスキと併せて有利をとるイメージです)
無振ガチグマ(アカツキ) → 206 ~ 244 (109.6 ~ 129.8%) 確定1発
無振水ウーラオス(れんげき) → 220 ~ 262 (125.8 ~ 149.8%) 確定1発
無振パオジアン → 206 ~ 244 (133.0 ~ 157.5%) 確定1発
テラスタルなしムーンフォース
無振カイリュー → 174 ~ 206 (104.9 ~ 124.1%)
無振ハバタクカミ → 67 ~ 81 (51.6 ~ 62.4%) 確定2発
無振オーガポン → 91 ~ 108 (58.8 ~ 69.7%) 確定2発
無振サーフゴー → 47 ~ 56 (29.0 ~ 34.5%) 乱数3発 : 5.76%
無振ガチグマ(アカツキ) → 123 ~ 145 (65.5 ~ 77.2%) 確定2発
テラスタルありムーンフォース
無振カイリュー → 232 ~ 276 (139.8 ~ 166.3%) 確定1発
無振ハバタクカミ → 90 ~ 108 (69.3 ~ 83.1%) 確定2発
無振オーガポン → 122 ~ 144 (78.8 ~ 93.0%) 確定2発
無振サーフゴー → 63 ~ 75 (38.9 ~ 46.3%) 確定3発
無振ガチグマ(アカツキ) → 164 ~ 194 (87.3 ~ 103.2%) 乱数1発 : 25%
電磁波込み祟り目
無振カイリュー → 118 ~ 141 (71.1 ~ 85.0%) 確定2発
無振ハバタクカミ → 186 ~ 218 (143.1 ~ 167.7%) 確定1発
無振オーガポン → 124 ~ 147 (80.0 ~ 94.9%) 確定2発
無振ガチグマ(アカツキ) → 169 ~ 199 (89.9 ~ 105.9%) 乱数1発 : 37.5%
(等倍で計算)
被ダメージ計算
※採用率上位のポケモンを計算
特化カイリューのじしん → 73 ~ 86 (55.8 ~ 65.7%) 確定2発
特化ハバタクカミのムーンフォース → 70 ~ 84 (53.5 ~ 64.2%) 確定2発
特化オーガポン(かまど)のつたこんぼう → 121 ~ 144 (92.4 ~ 110.0%) 乱数1発 : 56.25%
特化サーフゴーのゴールドラッシュ → 176 ~ 210 (134.4 ~ 160.4%) 確定1発
特化ガチグマ(アカツキ)のブラッドムーン → 103 ~ 123 (78.7 ~ 93.9%) 確定2発
A252ウーラオス(いちげき)の水流連打 → 111 ~ 135 (84.8 ~ 103.1%) 乱数1発 : 1.12%
以上です。指摘などがあればお気軽にお願いします。