はじめに
- 剣盾でオーロラベールを習得した{バイバニラ}バイバニラくんの育成論を考えてみました。
- 主に12月初め時点で流行っているポケモンを意識した調整です。
- 個体値はすべて31で計算しています。
バイバニラバイバニラ概要
535という高い合計種族値を持ちながら氷単タイプという耐性の悪さ、圧倒的技範囲の狭さ、攻防共に中途半端なステータスでマイナー街道を突っ走るバイバニラ君。登場以来世代が進むごとにフリーズドライ習得、ゆきふらし習得と強そうな強化を貰いながらも日の目を浴びることはありませんでした。剣盾ではゆきふらしと相性のよいオーロラベールを手に入れましたが果たして対戦の表舞台に立つことはできるのでしょうか。
性格、努力値
- 性格
最低限の努力値で必要な火力を確保するためひかえめ。
- 努力値
244-0-68-116-4-76
H 奇数調整 実数値 177。
B ようきドリュウズドリュウズのアイアンヘッド確定2発、補正なしドラパルトドラパルトのダイスチル確定2発。
C ふぶきでドラパルトドラパルト、サザンドラサザンドラ確定1発、あられ込みで4振りトゲキッストゲキッス高乱数1発(87.5%)。
D 補正なしトゲキッストゲキッスのダイバーン確定2発、補正なし眼鏡サザンドラサザンドラのラスターカノン確定2発。
S 4振りウォッシュロトムロトム抜き抜き。あまりとも言う。
持ち物
壁ターンを稼ぎたいためひかりのねんど。
技構成
- 確定技
オーロラベール
両壁を同時に貼れる強力な技。この型のアイデンティティ
ふぶき
氷タイプとしての遂行技。あられで必中なのもgood
- 選択技
ぜったいれいど
壁を枯らしてこようとする相手や耐久ポケモンに刺さる(可能性がある)。オーロンゲオーロンゲとの差別化のためにも入れたい技。
だいばくはつ
自主退場技。火力にはあまり期待できない。
こおりのつぶて
先制技。タスキ持ちの掃除などに使えるがあられがあるので優先度は低めか。
ミラーコート
ドラパルトドラパルトやトゲキッストゲキッスのダイバーンを耐えて返り討ちにできる。晴らして壁展開を防いだとドヤ顔している相手にぶち込もう。
フリーズドライ
ギャラドスギャラドス、ウオノラゴンウオノラゴン、ウォッシュロトムウォッシュロトムあたりをけん制したいならば。H252ギャラドス確定1発。
ちょうはつ
起点防止、受けポケモン潰しに。受けポケモンにはぜったいれいど連打の方が強いかもしれない。
こごえるかぜ
最低限の起点回避、後続補助に。
立ち回り
受けだしするには耐性が絶望的なので先発で出して壁を貼り、後続の積みエース等の補助をする。天候を変えられると何もできないため下から砂を撒いてくるバンギラスバンギラスは天敵。晴れに変えてくるうえ遭遇頻度が高くいダイバーンも要警戒。特殊ダイバーンにはミラーコートで抗えるが物理はどうしようもないため裏に炎に強いポケモンを置くか選出を控えた方が無難です。やれることが少ない割には択となる場面が多いため玄人向けのポケモンかもしれません。
相性の良いポケモン
- ギャラドスギャラドス
炎、鋼に強く壁を貼れれば龍の舞から抜いていきやすい。勿論単体でも強い。
最後に
オーロラベール習得にライバルのアローラキュウコン不在と追い風も多いかと思われましたが、鋼タイプの増加とダイマックスによる急激な天候変化で前より動かしにくいまであります。相変わらずの技範囲の圧倒的狭さ、ダイアイスとゆきふらしの効果かぶりなど自分でダイマックスするにも噛み合いが悪く、不遇の二文字が早くも脳裏をよぎりますが、愛でカバーしてもらえると幸いです。
オーロンゲでよくね、は禁句。