サダイジャ- ポケモン育成論ソードシールド

新ルールが発表され厨ポケたちがまさか消えるとは思いませんでしたね。どうも、ご久しぶりです。kzkです。

はじめに

今回ご紹介するポケモンについて

今回書かせていただくのはサダイジャというポケモンです。剣盾で初めて実装されたすなはきという特性を持つ物理耐久力が比較的高いポケモンです！この特性を生かし、砂展開役としての役割を持つ型として紹介します。

砂パについて

晴れや雨、霰、など天候を利用してアタッカーの Sをあげたり、火力を増強したりしてエースを通す構築の組み方のうち、砂嵐を利用した構築です。基本、起動要員＋エースアタッカーの組み合わせになるのでエースアタッカーはどんなポケモンも2匹以上持っていけるポテンシャルが必要です。砂パのエースとしてはドリュウズ、ルガルガン(まひる)などがいます！それぞれのおすすめの論は最後に記載しています。

他の砂展開役との違い、特性すなはきについて

砂展開役として、バンギラス、ギガイアス、カバルドンが他にいます。
それらとの差別点として特性があります。
サダイジャの特性すなはきは出てきた瞬間に砂を撒くすなおこしとは違い、こうげきを受けると砂を撒くという独特な効果になっています。
この特性はこうげきで瀕死になっても発動するので技を受けると控えに交代する脱出ボタンと合わせることで砂ターンを4ターン確実にのこしてつなげるという利点があります！ちなみに、ダイマ技で天候が変わる時もダイマ技の追加効果→すなはき発動となるので天候は奪われません！
だいばくはつを覚えるギガイアス以外の他のポケモンたちは砂ターンを稼がれやすいですが、このポケモンは毒などでじわじわ削られない限り、確実に砂ターンを残してつなげられます！
(毒などでじわじわ削られるのであれば技で展開すれば良いので実質確実につなげられます)

また、サダイジャはS71に対してバンギラスは61、ギガイアスは25、カバルドンは47です。サダイジャのSは比較的高く、素の状態で抜けるポケモンが明らかに多いです。
とは言いつつ、バンギラスとの抜けるポケモンの差はあまりなかったですね……他の2匹とサダイジャとだと、例えば、マリルリ、ラプラスなどがいます。この2匹を起点にできるのはとても安心感がありました。
こね2点の両方を持っているのがサダイジャのみです！今回はそれを生かして砂を2度展開できるように型を作りました。

砂展開役につきましては、大天使様が挙げている育成論がありますので他のポケモンも気になるようでしたらそちらをご参照ください！

育成論ソードシールド/1683

今回の型の紹介

• 細かい調整

Hは後述する身代わり4回でHPが1残る4n+1、耐久は特に振っても乱数が改善する他、かわりはあまりなかったので特殊方面に強く、 Sは最速50族、準速60族ぬき。これでマリルリの初手ダイマを抑えられる。また、Dに厚くすることでトゲキッスの積み展開やダイジェットも抑えられる。
個体値のACは技を使うなら31推奨。

• 技構成

いくつか候補があるので構築に合わせて組み替えてください！

・確定枠

こらえる
みがわり

この2つだけは抜かないでください！
こらえるはどんな攻撃だろうとHPを1残して耐えてくれる優秀な技。耐えれない技もこらえるで耐えてすなはき×脱出ボタンで再度砂展開を可能にします！このポケモンにしかできない強みです！

みがわりはラプラスのダイマ展開で砂パの場合、後ろもろとも持って行かれる場合があるのでそのダイマを切らせる用。キョダイセンリツの壁ターンも稼げます。

・選択枠

ステルスロック
交代するたびに定数ダメージを負わせる技。タスキカウンターや特性がんじょうを潰すために。

へびにらみ
でんじはとは違い、地面タイプも麻痺にする技。ダイジェット等の積み展開を防ぐため。

すなあらし
相手がダメージを与えず毒や呪いなどでじわじわ削って来た時去り際に打つことで確実につなげられる。ただ、砂エースが自ら起点にすればいいので優先度は低め。

がんせきふうじ
S操作用。麻痺が通らない電気タイプやへびにらみ打った後に。

詳しい立ち回り

基本的に3通り＋aですね。

• 相手がS実数値113以上でこのポケモンを1撃で倒せる場合(ダイマ込み)

例:ギャラドス、ウーラオス(れんげき)、ゴリランダー、ウルガモス、インテレオン、ポリゴンZ等

初手こらえるでダイマ技だろうが通常攻撃だろうが受けて耐えて繋げてください！
ただ、ギャラドス等明確に積んでくることが読める場合、へびにらみから入ることを勧めます。

• 相手がS実数値113未満でこのポケモンを1撃で倒せる場合

例:マリルリ、ラプラス、アシレーヌ、ポリゴン2等

初手こらえるを基本的に勧めますが、マリルリ等、積んできそうな相手にはへびにらみをしてください。
また、例外として、ラプラスはサダイジャと対面したとき、初手キョダイセンリツから入る場合が多いため、初手身代わりで。

• 相手が一撃で倒せない場合

例:エースバーン、トゲキッス、ヒートロトム、カビゴン、ウォーグル等

素早さがかっていればステロ、負けていればへびにらみで。ヒートロトム等電気タイプはがんせきふうじ、又はステロで。

それぞれHPを残して退場することにより、再度出して攻撃をくらうことでまた砂を展開できます！ただ、ステロ等巻かれている再場合等、展開出来ない場合があるのでそのケアは必要です。
また、相手が積み技を使用したなど必ずしも立ち回りがうまくいくわけではありませんが、その時は臨機応変に対応しましょう！

相性の良い味方

基本的に砂パアタッカーですね。それぞれおすすめの論を挙げておきます！

ドリュウズ
高いAとタイプの優秀さからよく使われているいわゆる厨ポケです！水弱点が一貫しますがそれを感じさせない強さがあります！
→育成論ソードシールド/824

ムーランド
ノーマルタイプの為、弱点の被りがなく、技範囲も比較的優秀な子。あくびをダイフェアリーですかせるのはドリュウズとは違った強みがある子です。
→育成論ソードシールド/1589

ルガルガン(まひる)
元々の高スペックなSを生かして砂嵐だと誰にも負けない速さを誇れるようになります！また、砂かきアタッカーで唯一砂嵐の岩タイプD↑を受けられるポケモン！
→育成論ソードシールド/1687

ギガイアス(砂の力)
耐久と火力が売りでダイマを切ることで弱点すら余裕で受けてしまう耐久とA135から繰り出されるクセになる超火力が魅力の重力アタッカー！
→育成論ソードシールド/118

ダグトリオ(砂の力)
砂の力アタッカーの中で一番高速なポケモン！高いすばやさを生かして上から狩ります！
→育成論ソードシールド/1553

その他、サンドパンがいます！
また、冠雪原で解禁されるであろう砂かきパッチラゴン、ウオノラゴンとも砂を2度展開できることから他の砂起動役より向いていると思います！
(サダイジャ＋ドリュウズ＋パッチラゴンの並びが普通に強そう)

このポケモンの対策

挑発を打ったり、アタッカーごと倒せる水タイプのポケモンを置いたりするのがおすすめです！具体的に紹介します！

• アシレーヌアシレーヌ

サダイジャが身代わりorこらえるを打っている間にクイックターンを打ち、身代わりを破壊しながら対面操作ができ、有利になれます！
おすすめの育成論
→育成論ソードシールド/1536

• ヨワシ(単独)ヨワシ

新環境でゴリランダーがいないため結構いけるんじゃないか？？と思っているポケモン。こちらもサダイジャが身代わりを貼っている間にそれを破壊し対面操作ができる。
(クイックターン採用のヨワシ(単独)の育成論がまだない…)

• ウーラオス(れんげき)ウーラオス

挑発→すいりゅうれんだで抑えることができます。対面性能が高く、後ろも対処できるので良いですね。
(挑発採用型がない…)

ダメージ計算

ダメージを狙って技を打たないので被ダメだけ。

• 補正なしA252珠エースバーン

とびひざげり　　　57.0〜68.3% 確定2発
キョダイカキュウ　70.6〜83.6% 確定2発

• 補正なしC252トゲキッス

エアスラッシュ　　40.6〜48.0% 確定3発
ダイジェット　　　69.4〜81.9% 確定2発
ダイソウゲン(くさむすび)
92.6〜109.6% 乱数1発
珠持ち
ダイジェット　　　53.1〜62.7% 確定2発

• 補正なしC252ドラパルトドラパルト

シャドーボール　　37.8〜44.6% 確定3発
りゅうせいぐん　(ダイホロウと同威力)
61.5〜72.8% 確定2発

• 補正ありC252ポリゴン2C1↑

冷凍ビーム　　　96.0〜114.1% 乱数1発
ダイアイス　　　138.9〜163.9% 確定1発
補正なしC無振りダウンロード込み
冷凍ビーム　　　70.0〜82.4% 確定2発
ダイアイス　　　100.5〜118.6% 確定1発

• 補正ありA252ゴリランダー

グラスフィールド下
グラススライダー　71.1〜84.7% 確定2発
ウッドハンマー　122.0〜143.5% 確定1発

• 補正なしA252ミミッキュ

じゃれつく　　　　25.9〜31.0% 確定4発
ダイフェアリー　　37.8〜44.6% 確定3発

• 補正なしA252ギャラドス

たきのぼり　　　　57.6〜68.9% 確定2発
ダイストリーム　92.6〜109.6% 乱数1発

• 補正なしA252ウーラオス(れんげき)

すいりゅうれんだ　84.7〜105.0% 乱数1発
ダイストリーム　94.9〜112.9% 乱数1発

• 補正ありA252珠パッチラゴン

げきりん　　　　　79.0〜93.2% 確定2発
ダイドラグーン　90.9〜107.9% 乱数1発
珠なし
ダイドラグーン　70.0〜83.0% 確定2発

• 補正ありC252ラプラス

うたかたのアリア
84.7〜99.4% 確定2発
キョダイセンリツ(ぜったいれいど)
122.0〜143.5% 確定1発

• 補正ありC252アシレーヌ

うたかたのアリア
108.4〜128.8% 確定1発

• 補正ありA252マリルリ

アクアジェット
37.2〜44.0% 確定3発
アクアブレイク
75.7〜91.5% 確定2発
ダイストリーム
116.3〜138.9% 確定1発

おわりに

最後まで育成論ご観覧ありがとうございます。砂要員サダイジャは如何だったでしょうか？剣盾の最初の頃に友達に使われてびっくりしました。
今回はS振りにすることで抑えられ、起点にできるポケモンを増やし、こらえる＆脱出ボタンで残して繋ぐことも考えてみました。クッションとしても、先発起点要員としても使えて、器用さでカバルドンに劣っていないと思います。
あと、引用を自分でも多いと思うほどしてしまった気がします…すいません笑
あと語りになりますが、今回とくに新環境のことを重視して書いてないのは、新環境はたった2ヵ月の間だけなので育成論は永久に残り、いつも見られる以上、新環境に重視すべきではないと判断したからです。

• 大切なお話

僕は私的な事情により、3月くらいまでは今後あまり育成論を投稿しないと思います。今まで僕の育成論を見てくださった方、評価をくださった方ありがとうございました！