受けポケ対策として、ザシアン軸パーティに入れているタチフサグマの紹介です。
採用理由と役割
ヌオーやサンダーを始め、ザシアンを見ると出てくるポケモンを倒すために採用しています。
ネクロズマ(日食)に対する嫌がらせも可能。
- 主な役割対象
ヌオーサンダーネクロズマ(日食)ドヒドイデファイヤーホウオウシャンデラギルガルド(シールド)ラグラージカバルドンバドレックス(こくば)ムゲンダイナ
持ち物
かえんだま。能動的に根性を発動させるためです。
特性
根性。状態異常耐性がつき、火力もアップします。
性格・努力値と調整
性格は意地っ張りで採用しています。
役割対象にSの低いポケモンが多く、タチフサグマ自体がA種族値95とあまり高くないため、補正をかけています。
耐久に振ることで、火傷ダメージ込みでも長生きします。
技構成
まもる、からげんき、はたきおとす、すりかえです。
- なぜブロッキングじゃないのか?
ブロッキングだと状態異常技を透かすことができません。
例えばサンダーに対面で電磁波を打たれると、火傷するまえに麻痺してしまいます。
役割対象に特殊型が多く、ブロッキングのBダウンが役立つ場面はあまりありません。
- すりかえの使い方
出てきやすいネクロズマ(日食)やギルガルド(シールド)に対し、弱点保険やゴツゴツメットを奪いつつ火傷させることができます。
また、交換に合わせる必要があるものの、相手のこだわりスカーフを奪うこともできます。その場合は上から空元気で無双することも可能です。
立ち回り例
主に先発で選出し、まずは火傷状態にします。
ただし、カバルドンやラグラージといったあくび持ちの場合は叩き落とすから、サンダー等の状態異常持ちと鉢合わせた場合は守るから入る場合が多いです。
また、ヌオーに対しては守るから入り、はたき→空元気で落としています。
ファイヤー、ウルガモス等の炎の体持ちに対しては、はたきから入って構いません。
ランドロス(霊獣)には型判別のため、守るから入ります。HBの場合、ステルスロックを撒かれた後にすりかえでやけどだまを押し付けます。
また、ネクロズマ(日食)に対してはすりかえをすることで、弱点保険を発動させずに火傷させることができます。
与ダメージ計算
根性からげんき
防御特化サンダーに、62.9〜74.6%
防御特化ヌオーに、61.3〜72.7%
防御特化ムゲンダイナに、53.2~62.9%
防御特化ホウオウに、55.3〜66.1%
防御特化ドヒドイデに、53.5〜63%
役割対象ではありませんが、
無振りゴリランダー乱1(81.3%)
無振りカイオーガ乱1(75%)=スカーフを奪えば倒せる可能性大
根性はたき落とす
被ダメージ計算
C145サンダーの暴風が47.1〜55.4%
なお、特化珠暴風までなら確定で耐えます。
C197ムゲンダイナの眼鏡ダイマックス砲が低乱数1発(12.5%で落ちる)。
よって、万が一相手のムゲンダイナやサンダーがアタッカーだったとしても、事故死が少ないです。
C217バドレックス(こくば)の眼鏡リーフストームが、最大186ダメージ
眼鏡花粉団子以外は耐えます。仮に倒されても、相手は眼鏡花粉団子でロックされているので後続の起点にしやすいです。
A216ランドロス(霊獣)の鉢巻き地震が最大178ダメージ→守ってから火炎球すりかえ。
苦手なポケモン
一方的にやられます。何度か交代読みすり替えでスカーフを奪い、空元気で返り討ちにしたことはあります。
通る技がないので、裏には受けられるポケモンを用意しておきます。
相性の良い味方・構築例
HDガマゲロゲやHBファイヤーと組んでいます。
カイオーガ入りに対しては、初手で鉢合わせた場合はノータイムでガマゲロゲバックして仕切り直し。
また、ザシアン(王)と鉢合わせたらファイヤーに引きます。
受けループのエアームドに対しては、ゴツメをはたいた後にザシアン(王)のワイルドボルトで処理しています。
そのほかの技選択
なげつける
ちょうはつ
守ると選択になります。あくびは火傷で誤魔化せるので、ステロを撒かれたくない場合に採用すると思われます。
最後に
当初はASぶっぱで使っていましたが、不意のハチマキや眼鏡で落とされることがあったのと、環境的にSがそこまで要らないと判断し、耐久に振ったら非常に使いやすくなりました。受けループにお困りの方はぜひ使ってみてください。