はじめに
しょうたと申します。
今回はバシャーモ育成論ソードシールド/3548を使っていた時めちゃくちゃカバルドンラグラージが重かったので、
くさむすびを搭載した珠トルネロス(化身)を育成してみたら
使いやすかったので、本論を書かせて頂きました。
トルネロス(化身)の強み
- 初手投げサポートとアタッカーの両立
トルネロス(化身)は『くさむすび』を覚えるので初手に出やすいラグラージカバルドンに強く、『ねっぷう』でナットレイ、『ばかぢから』でバンギラス等、バシャーモでは対応できない範囲をカバーできます。
また、『おいかぜ』+『いたずらごころ』により、苦手なポケモンと対面しても切り返すことができるところが優秀です。そして、Cが125もあります。
これはサンダーと同じ数値です。
※バシャーモと組ませた時に限ったことではないです。
総括すると、トルネロス(化身)の強みは、
- 採用理由
- 広い技範囲による補完
- ダイジェットエース
- おいかぜサポート
持ち物
いのちのたま
きあいのタスキにしない理由
HB、D4カバルドンに対するくさむすびダメージ
通常時 80.9〜95.8%
@いのちのたま時 105.1〜124.6%
と、初手にカバルドンラグラージを狩れる。
カバルドンラグラージは一撃で処理しないと不利に持ち込まれやすいので、これは大きい。
カバルドン等を処理してからは裏からきた相手にもおいかぜを打って裏サポートもできる。
また、ザシアン(王)の筆頭に環境に先制技持ちが多いこともきあいのタスキは逆風で、機会は少ないがダイマックスと合わせることでダイジェットエースにもなりうる。
きあいのタスキはパーティに余裕がある時に持たせると良いだろう。
きあいのタスキ
挑発を採用したい場合こちらでも良いと感じた。
ただ、ザシアン(王)イベルタル等先制技持ちに対してはおいかぜターンが多少短くなるのと、
挑発をしてもラグラージカバルドン一撃じゃないので処理できず交代されてしまう危険性がある。
しかし使用した際にイベルタルは基本ダイマを切ってきた。(結果論でしかないですが。)
初手投げ以外に、後出しから確実に耐えておいかぜできるというのは大きい。
特性
いたずらごころ
おいかぜを先制技にできる。
性格・努力値と調整
CS252 性格ひかえめ
性格をおくびょうにするとイベルタルあたりを抜けるようになるが、初手投げだとイベルタルと打ち合い不利で、ダイジェット積んである前提の立ち回りをすることが多いと感じたので、ひかえめにしました。
※Sで負けてても先制でおいかぜができる。
技構成
- おいかぜ
初手投げが安定するので確定枠。いたずらごころで先制技と化した先輩
効果
4ターンの間味方の素早さが2倍になる。
- ぼうふう
ダイジェットエースにする場合メインウェポンになりうる。ダイマ型なら確定。それ以外だと選択。
命中が不安すぎるが、エアスラッシュだと低すぎる。
※ダイジェット時計算
H4ダイマイベルタル41.8〜49.5%
H4ザシアン(王)44〜51.7%
H252ラグラージ87.4〜103.3%(25%)
H252カバルドン99.5〜117.6%(93.8%)
H252ナットレイ80.6〜95.5%
ダイマH4エースバーン66.6〜79.1%
H振りカプ・レヒレ75.1〜88.7%
マルチスケイルダイマH4カイリュー24.8〜29.3%
ダイマH4カイリュー49.4〜58.6%
- くさむすび
非ダイマ時にカバルドンラグラージを落とせるようになる。初手投げサポートとしてはおいかぜを残したいのでダイマしなくても良いのは利点。
H252D4カバルドン114.8〜135.3%
H252D4ラグラージ133.3〜158.4%
H252D4ヌオー177.7〜210.8%
ダイソウゲン
H4ダイマガマゲロゲ143.6〜169.6%
HDトリトドン155〜183.4%
- ねっぷう
ザシアン(王)が環境で横行しているため、エースとして使う予定があるなら確定枠。
HDナットレイ166.8〜198.3%
ダイバーンH252ザシアン(王)92.9〜109.5%
ダイバーンH252ネクロズマ(日食)70.5〜84.3%
- ここえるかぜ
主にランドロス(霊獣)ジガルデ(50%)ガブリアス打点だが、仮想敵はタスキ持ちが多く、倒すだけならダイジェットでよくね?という場面も多いため、タスキ削りやジガルデ(50%)が重い人向け。
50%H252ジガルデ(50%)98.9〜118.4%(93.8%)
100%H252ジガルデ(50%)62.3〜74.6%
ダイアイス100%H252ジガルデ(50%)112.6〜133.7%
H252ランドロス(霊獣)106.1〜127.5%
- ばかぢから
主にバンギラス意識。Aに振ってない+下降補正掛けているのでダイマ無しバンギラスくらいしか相手できない。
H252バンギラス160.8〜190.8%
B252ハピナス104.5〜132.2%
HBラッキー32.3〜38.2%
H4ヒヒダルマ(ガラル)124.8〜148%
サンダーボルトロス(化身)との差別化
- まずサンダーとの差別化を説明します。
サンダーが覚えない範囲『くさむすび』『ばかぢから』『ここえるかぜ』+『いたずらごころおいかぜ』が使えるので、
- CSだとサンダーはラグラージカバルドンを一撃で突破するための手段が『ダイマックスする』しか無いが、トルネロス(化身)はダイマックスせずとも『くさむすび』で落とせるため、初手投げポケモンを落とし、裏から出てきたポケモンに対してもおいかぜで裏に繋げる。
また、その他の範囲の技も覚えるため補完として優秀。
ヘドロウェーブ
初手に対面しやすいカプ・レヒレオーロンゲ等のフェアリー勢への打点。
おくびょう時
H振りオーロンゲ86.1〜104.1%
H振りカプ・レヒレ66.1〜77.9%
H4カプ・コケコ101.3〜121.2%
ひかえめ時
H振りオーロンゲ94.0〜111.8%
H振りカプ・レヒレ71.7〜85.3%
H4カプ・コケコ110.2〜131.5%
ちょうはつ
いたずらごころで先制できる。オーロンゲに悪タイプ与えたやつ誰?
カイオーガネクロズマカプ・レヒレムゲンダイナ辺りを見やすくなる。
ただし技範囲が微妙になるため、トルネロス(化身)はサポートが基本になる。
立ち回り例
相手の初手がバドレックス(こくば)ザシアン(王)サンダーイベルタルカイオーガの時は不利なのでおいかぜをする。
相手の初手がカバルドンラグラージヌオーのときはくさむすびをして、裏から出てきたポケモンに対しておいかぜをする。
相手のパーティ的にトルネロス(化身)の通りが良い場合エースとしても起用する。
被ダメージ計算
ザシアン(王)きょじゅうざん 147.7〜174.1%
ザシアン(王)でんこうせっか 40〜47%
ようき珠ランドロス(霊獣)岩石封じ83.8〜98.7%
おくびょう珠イベルタルダイアーク 74.5〜88.3%(ダイマ時)
おくびょうカイオーガしおふき 82.5〜97.7%
いじっぱりガマゲロゲ珠ダイストリーム55.4〜65.4% (ダイマ時)
いじっぱりエースバーンキョダイカキュウ77〜90.9%(ダイマ時)
おくびょうムゲンダイナダイマックスほう71.6〜85.1%
C4トリトドンれいとうビーム 50〜59.3%
C252カプ・レヒレれいとうビーム65.8〜77.4%
苦手なポケモン
ムゲンダイナネクロズマ(日食)ポリゴン2等の再生技持ち、サンダー等の飛行技半減勢
相性の良い味方・構築例
バシャーモおにびを採用することでダイジェットエースとしてのトルネロス(化身)をサポートでき、
バシャーモが苦手なポケモンをトルネロス(化身)でカバーできる。
カイオーガしおふきを採用することでおいかぜを活かせる。ただし電技が一貫するので注意。
また、使ったことこそないものの瞑想との相性も良さそうだと感じた。
おわりに
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ダメージ計算等追加してほしい物があればコメントにてお願いします。
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