今回もヤナッキーの育成論です。
ローキックを主体とした理想論として投稿しております。
理想論ですがそれなりに考察をしてありますので、使ったこともないのに
投稿するんじゃねぇ、などということは避けていただきたいかと思います。
- この育成論ではHABCDSという略称を用います
- 勝手にリンクを貼らせていただいております。都合の悪い方はご連絡ください
- めざめるパワー氷の理想固体値(31-30-30-31-31-31)を前提としています
- ダメ計にはトレーナー天国様のツールを用いております。
- 確定欄の振り方、および持ち物にてダメ計を行っております
- ヤナッキーについていろいろ
は、こちらになります → bw/1085 (前回のヤナッキー)
- 誘う相手とは
現環境で使用頻度の高いポケモンを中心に挙げていきます。
レートだけでなく、それなりに使用頻度の高いと思われるポケモンです。
炎タイプ
ウインディ、キュウコン、バクフーン、ヒートロトム、
リザードン、ヒヒダルマ、ウルガモス、
草タイプ
エルフーン、ジュカイン、モジャンボ、リーフィア、ルンパッパ
キノガッサ、ビリジオン、モロバレル、ロズレイド、ドダイトス、ナットレイ
毒タイプ
クロバット、ペンドラー、
飛行タイプ
トゲキッス、ムクホーク、ギャラドス、サンダー、ボルトロス
グライオン、シンボラー、アーケオス、ドンカラス、
虫タイプ
アギルダー、デンチュラ、ヘラクロス、アーマルド、メガヤンマ
ツボツボ、ヌケニン、
竜タイプ
オノノクス、キングドラ、ガブリアス、フライゴン、カイリュー
ボーマンダ、ラティアス、ラティオス、サザンドラ
鋼タイプ
エンペルト、ジバコイル、コバルオン、ルカリオ、ドリュウズ
ハガネール、
とてつもないほど呼び込みますねw
これら呼ぶ対象を仮想敵とし、組み立てたのが今回の育成論となります。
中には草タイプの技が等倍で入り、こいつは呼ばないだろうというのもいますが、
特に気にしないでください。
ポケモン名 … スカーフ持ちの可能性のあるポケモン
ポケモン名 … S種族値がヤナッキーに勝っているポケモン
※ つまりどう頑張っても勝てないポケモンです。
- ローキックについて
<タイプ>かくとう
<威 力> 60 相手のSを1段階ダウン
ということなので、交換際に打てば非常に強力であることがわかります。
目的は以下の2つです。
1.ヤナッキーには勝てるだろうとやってきたポケモンを返り打ち
2.Sを下げることで味方の重火力アタッカーを繰り出しやすくする
上に挙げたポケモンのうち、ローキックを当てても抜かせないのは
スカーフラティオス、ラティアス、ガブリアスぐらいです。
この3体以外に交換読みで当てられれば必ず先手が取れることになりますね。
また、返り打ちという明確な目的がある以上、
「ローキック + 攻撃技」で落とせるぐらいの遂行速度が求められます。
相手を絞る必要が出てきましたね。
- 相手にすべきポケモンとは
ヤナッキーが誘うポケモンのうち、
☆ 草・飛・竜タイプにはめざめるパワー氷が刺さります。
☆ 炎・虫にはいわなだれが刺さります。
☆ 鋼にはローキックが刺さっています。
このことから、呼ぶ相手には何らかの対抗手段があることがわかります。
(毒は厳しいのですが…)
では確実に勝てるのかといえばそうではありません。
火力の問題です。
安定して4倍弱点をつけたりすればよいのですが、
実戦ではサンダーなどの2倍でしか与えられないポケモンだって多いのです。
こういった後出ししてくる相手を確実に倒そうとすると、
ヤナッキーでは種族値と努力値が足りませんでした。
といったところでヤナッキー考察に入っていきます。
- 特性
くいしんぼうですね。
もはやことばが見つかりません。
- 持ち物
いのちのたま
この型であれば確定です。
珠込みでないと大きく変わります。
きあいのタスキ
珠は他に回したいと言う方はこちらになります。
火力が足りないので、これを使う場合は基本形に近づけた方がよいかと。
- 性格・努力値
せっかち
努力値:A調整−C調整−S252
実数値:151-<調整>-74-<調整>-83-168
Sはもちろん最速仕様です。これ以外ありえません。
<A調整先>
A220振り … B 級様のサンダー(H236,B80)をいわなだれで高乱数2(90.6%)
(bw/993)
A224振り … H4振りバクフーンをローキック→いわなだれで確殺
(弱点をつける並耐久ポケの目安ラインです)
A252振り … HDナットレイをローキックで超高乱数3
<C調整先>(ここではA無振りを想定)
C68振り … 201ガブリアス(H140振り)をローキック→めざ氷で確殺
C252振り … H4振りジュカインをローキック→めざ氷で超高乱数
(弱点をつける並耐久ポケの目安ラインです)
…これ調整ラインがかなり難しいです。
確定欄の振り方はC68振りを意識し、Aに残りを振った配分となっていますが、
ここはもう好みの問題なので、自由にしてくださって結構です。
Aに振ってもCに振っても確定数が変わるポケモンがいないのが原因です。
- 被ダメ計算
C4振りずぶといブルンゲル
ハイドロポンプ 28.4%〜33.7%
れいとうビーム 60.9%〜72.8%
C132振りのんきスイクン(ワシント様:bw/666)
ハイドロポンプ 33.7%〜40.3% (育成論中ではなみのりです)
れいとうビーム 72.8%〜86%
- 技構成
今回はほぼ(ローキック/リーフストーム/めざめるパワー氷/いわなだれ)です。
<確定技>
ローキック
今回のメイン技です。
メインウェポンではないです。
詳細は上記の通り。
リーフストーム
メインウェポンです。
これがなければ水タイプへ繰り出せません。
※ダメ計は、確定欄の振り方、および珠込みでしています
HBスイクン 94.2%〜110.6%
ADドサイドン 110.8%〜131.5% (ハードロック、砂嵐状態込み)
HBグライオン 75.8%〜90.1%
H4D44ヒードラン 15.5%〜18.5%
(せすく&しるば様:bw/335)
<候補技> ※ 優先度などは特に気にせず列挙しています
誘う対象をしっかりと押さえておけば技候補も必然的に決定してきます。
もちろんパーティと相談の上で慎重に選択していく必要がありますね。
いわなだれ
炎・虫・飛タイプへの遂行技とします。
めざめるパワー氷
竜への遂行技とします。
アクロバット
珠持ちゆえにヘラクロス、キノガッサ、ビリジオンピンポイントです。
H252ヘラクロス 94.6%〜111.2%
H252キノガッサ 99.4%〜118.5%
けたぐり
鋼やサザンドラに対して打ちます。
誘う相手が相手なのでおおよそ高威力が期待できます。
自分の中では命中精度から、けたぐり>きあいだま ですが、
これは選択する場合お任せになります。
ローキックは補助技、けたぐり、きあいだまは攻撃技です。
きあいだま
鋼やサザンドラに対しての遂行技とします。
大抵の鋼がB>Dなのでけたぐりよりは有効ですが、
命中率の低さからあまりおすすめしません。
- 立ち回り考察
基本的な立ち回りですが、主に水タイプへ繰り出します。
繰り出しが安定しそうなら草・電・地タイプでも問題ありません。
相手の流し際にローキックを放ちます。1サイクル目はこれで安定します。
ここで、
・相手に有効打を持てる → ヤナッキーでそのまま攻撃
・相手に有効打を持てない → 交代安定
という流れを作ります。
この際、相手はS1段階ダウン状態なので、
味方の重火力アタッカー(ボスゴドラ、メタグロスなど)や
積みポケ(パルシェン、ウルガモスなど)を後続として繰り出しやすくなっています。
相手にどんなポケモンが来てもまずはこちらの有利な展開に持っていけそうです。
もちろん、ゴースト系統はお断りです。無理です。
2度目の繰り出しは非常にしにくいものです。
水タイプは氷技所持率が高いため、
ヤナッキー読みでそんな技をされたら目もあてられません。
死に出しが安定しますが、いけそうなら繰り出してもかまいません。
- 実戦シミュレーション
具体的に仮想敵を表示し、シミュレートしてみます。
ヤナッキーに対して繰り出された状態のシミュレーションです。
※ ダメ計は確定欄の努力値振り、珠込みで行っています。
VS ボーマンダ (H4振りを想定)
ローキック(12.2%〜14.6%)
→ めざめるパワー氷(103.5%〜124.5%)
VS カイリュー (H252振りを想定)
ローキック(9%〜11.1%)
→ めざめるパワー氷(73.7%〜89.3%)
カイリューに関してはめざ氷を交換読みで当てるしか勝ち目はありません。
VS サザンドラ (H188,B4,D12 ぬかみそ様:bw/138)
ローキック(39.2%〜47.6%)
→ めざめるパワー氷(40.8%〜49.2%)
→ きあいだま (69.6%〜83.2%)
→ けたぐり (65.4%〜77.4%)
けたぐりやきあいだまを採用する場合の目安ですね。
VS ムクホーク (H4振りを想定)
ローキック(29.1%〜34.7%)
→ めざめるパワー氷(77.6%〜91.9%)
VS サンダー (H236,B80,D172 B 級様:bw/993)
ローキック(9.2%〜11.2%)
→ めざめるパワー氷(37.4%〜45.1%)
→ いわなだれ (46.6%〜55.8%)
交換読みでいわなだれを当てていれば勝てます。
VS バクフーン (H4振りを想定)
ローキック(27.9%〜33.1%)
→ いわなだれ (69.4%〜82.4%)
おおよそ中乱数2といったところです。
⇒ 岩が4倍弱点であるポケモンには、ほぼ確実に勝てます
また、これ以下の耐久であるキュウコンやヒヒダルマも同様に倒せます。
VS ヘラクロス (H156,B84 ぬかみそ様:bw/995)
ローキック(10.8%〜13.1%)
→ アクロバット(83.4%〜101.1%)
おおよそ中乱数2です。
Hに振っていないヘラクロスなら倒せますが、初見でわからないため、厳しいかもしれません。
割とメジャーなところで活躍できるので採用はできそうですね。
- 最後に
ローキックのみならず、こごえるかぜ、がんせきふうじなどでも
同じような立ち回りができるポケモンが存在します。
相手を嵌めて倒すような型ですが、
特にマイナーっぽいポケモンだからこそできるのかもしれませんね。
ジュカインでこの型を作れば完全に上位互換です。
同じような型で強さを求める方はジュカインでどうぞ?
Special Thanks : ちびろっぷ様、風の谷の名無しさん様(前回コメント欄です)
これを読んでくださったみなさん
〜のダメージ計算がほしい、〜がおかしい、〜についてもう少し詳しく、
などなどありましたらコメントのほうによろしくお願いします。
どなたでも書き込めますので、ぜひ様々な意見をお聞かせください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。