今回初めて投稿させていただきますfallere976と言います。
今回はオオスバメを考察させて頂きます。
- ダメージ計算は全てトレーナー天国様の物を利用させていただいております。
- HP攻撃防御特攻特防素早さをHABCDSと省略させていただきます。
- 低評価を付けた方はコメントをくださると幸いです。
- 計算等は全て理想個体を前提としております。
〜今回考察するオオスバメの型について〜
本題に入る前に、今回考察させて頂いたオオスバメはかみまみた氏の育成論のフォークとなります。
フォークの理由としては特性を利用した一部の戦法・技構成が似ている・持ち物が候補とですが被る、のが主な理由ですが、今回の育成論は努力値配分が大きく異なる・一部を除く戦法の違いといった別の価値を持つ考察となります。
それでは本題に入ります。
今回は有名な戦法であるいばみが型にみがむしゃら型と有名かは分かりませんがいばむしゃら型を詰め込んだ型になります。
※安直かつ勝手ですがこの育成論ではこれ以降この戦法をいばみがむしゃらと省略表記させて頂きます。
いばみがむしゃらをオオスバメでやる理由として
1.S種族値が125とかなり優秀な点
2.特性きもったまとがむしゃらの相性の良さ
この二点です。上記の点を踏まえれば、他のいばみが型・みがむしゃら型との差別化もできていると思いますので、オオスバメでやる理由としては十分でしょう。
〜特性・性格・持ち物・努力値〜
特性 きもったま
性格 ようき
特性・性格については上記のいばみがむしゃらをオオスバメでやる理由で挙げました特徴を活かして行きたいので確定です。これが無ければこの型が成立しません。
持ち物 きあいのタスキ、これが無いといばむしゃらが出来ないのでこれでほぼ確定ですがきあいのタスキは競争率も高いと思いますのでコメントに頂きました以下を候補とさせて頂きます。
カムラの実・オボンの実<トキちゃま様ご提案ありがとうございます。
努力値H76 B244 S188
こちらでほぼ確定かと思います。
この努力値配分は強力な先制攻撃技を強く意識した配分となっています。
なぜかと言うと、強力な先制攻撃技でみがわりを使えないところまで体力を削られてしまった場合、こちらにできる行動として、いばるで混乱にして自滅ワンチャン、もしくはがむしゃらで相手を機能停止まで持って行く、攻撃技で少しでもダメージを稼ぐ、とどれも非常に不利な読み、もしくは運に頼ったプレイングを強いられてしまう為です。
具体的な例としては
オオスバメが
努力値 H12 A244 S252
性格 ようき
と仮定します。 ※フォーク元のかみまみた氏のオオスバメの努力値配分を引用
この時対戦で非常によく見かけ、なおかつ強力な先制攻撃技を持つポケモンの代表格として
ハッサムを
努力値H252 A252 S4
性格 いじっぱり
特性 テクニシャン
持ち物こだわりハチマキ
と仮定します。
この時ハッサムのこだわりテクニバレパンのダメージが93.3%~111% 62.5%で乱数1発
- いばるの場合
- バレパンで死に掛けになる。
- いばるで相手を混乱にする。
- こちらはがむしゃらを使う。
50%の確率で相手が自滅→がむしゃらで体力を持って行く
このように運頼りになってしまいます。
- がむしゃらの場合
- バレパンで死に掛けになる。
- がむしゃらで相手の体力を持って行く
- もう一度バレパンで落とされる
- みがわりの場合
- バレパンで死に掛けになる
- みがわりが使用できなくなってる
これならいばるの方が勝ち筋がある分良いですね。
- 攻撃技の場合
耐久の低いポケモンでいいダメージが見込める場合は有りかも知れません。
上記の例で分かるとおり、強力な先制攻撃技がある場合どの技を使っても運頼り、もしくは不利な読みを強いられる事となります。
しかし今回の考察の型だと
先ほどのハチマキテクニバレパンのダメージが64.1%~75.1%となるので、最大乱数以外でみがわりを使用することができるのでみがわりを安定して使うことができます。
これがHとBに多く振った理由です。
Sの調整先は最速116族抜き調整となってます。
実数値で185、この調整のオオスバメを抜けるのは伝説ポケモンを入れたとしても20体だけです。
〜技構成と運用法〜
いばる
先制技を持たないアタッカーに、もしくは挑発持ちに初手で使っていく。混乱で自滅すればいばみがを、自滅せずに攻撃を入れてきた場合はがむしゃらで相手の体力を削り取り、50%の確率で相手は自滅して落ちるので相手の次のポケモンにもがむしゃらを狙って行く。挑発持ちには攻撃技があまり通らない場合に先制を取れれば一度だけですがどうぞ。
みがわり
先制攻撃技持ち、補助技持ちに初手で使って行く。先制技だった場合はみがわりの後にがむしゃらを使用し安全にみがむしゃらを、補助技だった場合はいばるを使っていばみがを、いばみがで相手が落ちた場合には相手の次のポケモンにもがむしゃらを狙って行ける。
がむしゃら
オオスバメのSを抜くポケモンは電気タイプが多いので抜群技をタスキで受けて初手でがむしゃらを使うことも、その他ではいばる・みがわりの後等に使っていく。
きもったまと非常に相性がよく、ゴーストタイプでも止まらないというのは非常に大きい。
選択欄
候補技
- つばめがえし
- ついばむ
- ブレイブバード
- おんがえし
ブレイブバードは威力が欲しい人に、しかし反動ダメージで2体目にがむしゃらを使えなくなる可能性があるのとタスキとの相性が良くない。
おんがえしは威力は欲しいけど反動ダメージが嫌な人はどうぞ。
先制技のでんこうせっかは相手がみがわりを使ったときのことを考えるとどうしようもなくなるので今回は候補から外しました。
ちなみにつばめがえしでAS極振りのヘラとガッサ確定1発、ハハコモリとビリジオンも耐久に振ってなければ乱数1発振ってても確定2発なので投稿主的にはつばめがえし推奨テッカニンに影分身詰まれたときやヌケニンを見れるのも大きいのではないかと思う。
〜この型の狙い・注意点〜
この型の狙いとしては様々な状況下でもがむしゃらに持って行き相手を一体機能停止にすること。また、うまく運用できれば二体をがむしゃらによって機能停止させることができる事。
そして何よりいばる・みがわり・がむしゃらを同時に採用することで相手に読まれにくいという点です。普通ならいばるされたらいばみが、みがわりされたら火炎球もちのいわゆる焼き鳥型か火炎球じゃなければみがむしゃらというのがオオスバメでは普通だと思います。
注意点としては、タスキを持っているためタスキをトリックされた場合非常に危険だということ、連続技はタスキやみがわりを貫通するので受けられないこと、きあいのタスキを持たせているのでステロ、天候ダメージに気を付ける事、先制攻撃技にも気を配ること、最後に相手がみがわりを使った場合Aに振っていないので一発で破壊できない場合があるということです。これらの点に注意し、(どんなポケモンにも言えますが特に)その場その場での最良の技選択をして行かなければいけません。時には引くことも重要となります。
〜相性の良いポケモン〜
- ハッサム オススメ度★★★★★
また耐久もあるのでオオスバメが機能停止してしまった場合にも後出しすることが可能。
- カイリュー オススメ度★★★★☆
マルチスケイルで一撃は耐えられる場合がほとんどなのでオオスバメが機能停止したときに頼ることも。
- メタモン オススメ度★★★★★
いばるの混乱とA2段階アップのコピーを嫌って交代すればオオスバメのがむしゃらが刺さりますし、だからといって攻撃すれば混乱による自滅、仮に攻撃が成功してもメタモンでコピーしてやれば相手のパーティーによっては全抜きも可能なのでかなりオススメです。
先制技を持っていれば上記のハッサム、カイリュー以外でもいいと思います。
ハッサム、カイリューは耐久があるので万が一の時にも対応してくれると思いましたので取り上げさせて頂きました。
〜参考用バトルビデオ〜
- 36 03893 92350 VS キノガッサ・ギャラドス・バンギラス
- 92 08552 78384 VS ゴウカザル・トゲキッス・ボルトロス
- 14 81671 85720 VS 水ロトム・カイリュー・ズルズキン
- 89 61512 68431 VS サザンドラ・シャンデラ・オノノクス
- 94 50101 14788 VS ゲンガー・ヤドラン・バルビート
かなり長くなってしまいましたが、やはりこの型の様々な状況からがむしゃらに持っていくという特徴が運用方法を難しくし、結果的に上級者向けの考察になったのが原因かと思います。
誤字・脱字、編集・計算ミス、等の改善点やアドバイスがあればコメントしていただけるとうれしく思います。
如何でしたでしょうか?今回の考察はここまでとなります。
今回初投稿という事もあり、皆様には見難い、分かりにくいと思った方も多いかもしれません。
そのような考察を最後まで見ていただき非常にうれしく思います。ありがとうございました。