はじめに
オーダイルというポケモンには強力なライバルが存在しているというのが現実です。具体的には竜舞するならギャラドス剣舞するならマリルリ(雑巾)が挙げられるでしょう。
もちろん覚える技が違いますし、耐性、特性なども異なりますので十分差別化は可能です。今回はようやく解禁された夢特性ちからずくを考察していきます。
考察
- 努力値、性格について
努力値 H4 A252 B4 C28 S220
実数値 H161 A157 B121 C103 D92 S138
H:奇数 16nプラス1爆笑
A:たきのぼりの火力が欲しいため削るのは厳しい。
B:余り。
C:余り。。。
S:1舞後最速135族抜き調整。メガミミロップやメガライボルト(威嚇で厳しいです が;;)、130族ですがメガゲンガーなど、抜いて打ち勝てる相手が増えます。
今回は両刀であるということと1舞後にS135族まで抜くことが可能となるむじゃきを採用しました。S135族近辺のポケモンというと、紙耐久のポケモンが揃っているため1舞珠ちからずくたきのぼりで確定1発に入るポケモンが多いため抜いておいて 損はない気がしました。もちろんれいとうパンチを採用する方はようき、火力が欲しい方はやんちゃや、いじっぱりにしてSは努力値212振って実数値125(最速バンギラス抜き、1舞後最速116族抜き)にしても良いと思います。
- 特性、持ち物について
技の追加効果が出なくなる代わりに技の威力が1.3倍になるという特性です。今回は いのちのたまを持たせるため、ちからずく適用技は1.3^2=1.69倍の威力となり珠の反動ダメージを受けません。珠を持たせないと火力が厳しいです。
〇1舞たきのぼり(珠なし)
H4振り(H実数値141)メガミミロップ
ダメ121~144(85.8%~102.1%) 乱数1発(18.8%)
H252振り(H実数値167)メガゲンガー
ダメ138~163(82.6%~97.6%) 確定2発
- ちからずく適用技について
(珠の反動ダメージ無し)
たきのぼり: タイプ一致で放つことができるため確定枠
れいとうビーム: 水との相性補完に優れる氷技 れいとうパンチと選択で確定枠
れいとうパンチ: 同上 れいとうビームと選択で確定枠
かみくだく: 水への等倍遂行技 確定欄に書いてありますが選択技
いわなだれ: 同上 ギャラドスピンポ気味 威嚇が厳しい 選択技
- その他の技について
(珠の反動ダメージ有り)
ばかぢから: ナットレイピンポ気味かつ打ち逃げ技 選択技
けたぐり: 威力不安定 選択技
じしん: 1舞後に電気タイプへ打ち込む技(主にランターンやジバコイル) 選択技
〇参考までに1舞後のたきのぼりのダメ計
H220振り(実数値193)ライコウ
ダメ188~224(97.4%~116%) 乱数1発(87.5%)
H108振り(実数値159)メガライボルト(威嚇込でA±0)
ダメ121~142(76.1%~89.3%) 確定2発
- ではなぜれいとうビームなのか??
☆物理技によるスリップダメージ
ほんとに物理エースにとっては厄介極まりないですね。。。ほとんどメガガルーラのせいでゴツメ、bw2からお馴染みのガブリアスの肌荒れ(サメ肌)などで判定勝ちに持ち込めるスリップダメージを稼ぐことが重要となってしまった今日、一つでもその手段を回避できるのはなかなかでしょう。
☆???「竜の舞からの流星群こんなの読めるやついないでしょ」
某実況者の名言の通り、竜の舞からの特殊技を想定する人はそうそういないこと でしょう。やけどで完全に機能停止をしないため物理受けへの思わぬダメージが期待できます(白目)
☆ギャラドス、マリルリとの差別化
彼らには出来ない芸当です。
☆れいとうパンチ(氷技)を打ち込みたい相手
おそらくガブリアス、メガボーマンダ、霊獣ランドロス、グライオン、ボルトロス、サンダーなどが主になると思います。サンダーとボルトロス以外はれいとうビームでも十分確定1発です。そしてガブリアスや霊獣ランドロス、サンダーなどはサメ肌やゴツメによるスリップダメージを受ける可能性があります。チョッキ霊獣ランドロスだけはやめてください死んでしまいます
ちなみに
〇1舞たきのぼり
H4振り(H実数値155)ボルトロス
ダメ160~188(103.2%~121.2%) 確定1発
〇1舞れいとうパンチ
H252,B252振り(H実数値186)ずぶとい(B上昇補正)ボルトロス
ダメ135~161(72.5%~86.5%) 確定2発
H204,B252振り(H実数値191)ずぶとい(B上昇補正)サンダー
ダメ120~143(62.8%~74.8%) 確定2発
〇れいとうビーム
H204,D100振り(H実数値191)サンダー
ダメ99~117(51.8%~61.2%) 確定2発
H252,D252振り(H実数値186)おだやか(D上昇補正)ボルトロス
ダメ83~99(44.6%~53.2%) 乱数2発(21.1%) たべのこし込み確定3発
D4振りガブリアス(H実数値183)
ダメ229~270(125.1%~147.5%) 確定1発
H212D100振りチョッキ霊獣ランドロス(H実数値191)
ダメ146〜172(76.4%〜90%) 確定2発
というように氷技を打ち込みたいボルトロスに対してはずぶといの場合、れいとうパンチですら確定2発であり、それ以外ならたきのぼりで確定1発になります。ずぶといが主流のサンダーにはどう頑張っても死に出しされると勝てません。2倍相手への氷技を打つことは少ないとみて良いでしょう。
もちろん火力の低さによるデメリットは否定できません。れいとうビームを確定技で入れてありますが、これは選択肢として十分あり得るという意味です。やはりれいとうパンチとは選択になるでしょう。
- 相性の良い?ポケモン
基本的に防御に振ることが多い水タイプには勝てません。どう頑張ってもきついです。あとは格闘技も覚えるとはいえ、威力不安定なけたぐりと抜きエースとは相性の悪いばかりきではナットレイも厳しいものがあります。
〇ユキノオー
タイプが非常に優秀で現環境にも刺さっているにも関わらずなぜか五世代に比べ て激減してしまったポケモン。有利不利のはっきりしたポケモンですので厳しい相手をきちんと対策すれば今でもバリバリ現役だと思っています。(むしろ五世代より警戒されない分刺さることが多い印象です)オーダイルが厳しい水、電気、草にめっぽう強いので補完に優れてそうですね。
〇ヌメルゴン
水、電気、草すべてに耐性がある単ドラゴンポケモン。きついナットレイも草食があればこわくない()
〇ダグトリオ
草の一貫性と水ポケがきついですが、起点を作りつつ自主退場できるおきみやげ や、エースにとって天敵の襷を潰せるステロを撒けて苦手な電気を特性ありじごくにより逃がさず狩れます、強そう(小並感)
終わりに
初めての育成論投稿で至らない点がたくさんあると思います。申し訳ございません。勝手ながらダメージ計算はトレーナー天国様のものを使用させていただきました。本当に申し訳ございません。