はじめに
初投稿です。
今回ははりきり鉢巻ラッタの育成論です。
ラッタと言われるとピンと来ない方が多いかもしれませんが、
このポケモンは「はりきり」という特性と「すてみタックル」という強力なタイプ一致技を持っています。
今回はそれを活かした考察です。
不要というコメントが多ければ削除します。
役割
純粋なアタッカーです。はりきり鉢巻から繰り出される捨て身タックルは種族値からは想像もつかないほどの火力が出ます。ちなみにこの育成論のラッタのすてみタックルはあの親子のすてみタックル(特性込み)をも上回ります。
性格
ようきです。出来るだけ多くの敵に先手を取るため最速です。
準速にしてしまうと最速85族〜95族まで抜かれてしまい、耐久の低いラッタは倒されてしまう可能性が大きいです。
耐久ポケモンの受け出しを許さないいじっぱりの火力も魅力的ですが、準速100族などを倒せずとも大きな負担をかける事が重要と判断し、ようきにしました。
特性
はりきりで確定です。
持ち物
こだわりハチマキです。
いのちのたまも候補に入ります。
後者は火力は鉢巻に比べると多少劣りますが、安定感はかなり増します。
いのちのたまを採用する場合は技の縛りが無くなるので、ふいうちを採用するとより打点が広がるでしょう。
努力値
攻撃252 火力を上げるためぶっぱです。
素早さ252 上から攻撃するため同様にぶっぱです。
HP4 余りです。正直どこに降ってもあまり変わらないです。
技構成
1.すてみタックル
タイプ一致の高火力技。今回はラッタに火力を求める考察なので確定技です。
2.かみくだく
捨て身タックルを打てないゴーストタイプへ打つ技です。
3.かえんぐるま
かみくだくと同様です。鋼タイプに打ちましょう。
4.とんぼがえり
こだわりアイテムと相性のいい退場技です。
ラッタ自身耐久が低いので、再度ラッタを場に出す場合は交換先のポケモンの死に出し、後攻ボルチェン、とんぼがえり等をして、ダメージを受けずに場に出す必要があります。
珠を採用する場合、技の縛りを解除するための交換が要らないためは優先度は低めです。
この枠にギガインパクト、ワイルドボルトが入れるとより範囲が広がります。
ラッタはさきどりも覚えるのでこれを採用してみても面白いかもしれません。
候補技
- ふいうち
いのちのたまを採用する場合、かみくだくの枠にふいうちを搭載した方が素早さの高い相手にも打点が取れます。こだわりアイテムを持たせる場合は採用すべきではないでしょう。
- ギガインパクト
最後っ屁として。
はりきり鉢巻から繰り出されるタイプ一致ギガインパクトはかなりの破壊力です。
反動により、起点になりやすい技なので打つ場面を選ぶ必要があります。
- ワイルドボルト
2倍抜群程度ならば一致すてみと火力が同じになるのでかなりギャラドスピンポイント気味。
鉢巻の場合、威嚇込みでもHB特化ギャラドスを確定一発で倒せます。
立ち回り
ラッタは受け出しする事がほぼ不可能と言っても良い程耐久の低いポケモンです。
場に出す際は、先発,死に出し,他ポケモンの後攻ボルチェン,とんぼ返り等のタイミングで場に出す必要があります。
攻撃面では基本的にすてみタックルを打ちます。
耐久が並程度のポケモンならほぼ吹き飛ばせるでしょう。
すてみタックルが無効、半減になる相手にはかみくだく(ふいうち)、かえんぐるまを打ちます。サブウェポンは抜群を狙って打つ技ではありません。2倍程度ならすてみタックルの方が火力は出ます。
根性型との比較
- 火力の差
まず火力の差です。これは火力アップアイテムを持たせることのできるはりきり型の方が上と言えるでしょう。
勿論はりきり型にもデメリットはあります。
- はりきりの命中ダウン
はりきりには火力は上がるものの、命中率が0.8倍という痛い効果があります。
一見、命中に下降補正が無く同じ1.5倍の根性の方が安定して火力を出せると思いになるかもしれません。
しかし、低耐久のラッタにとっては「如何に一撃の火力を上げるか。」が重要だと思っています。
私もはりきりラッタを使う際、特性の命中ダウンの影響で何度か技を外す事がありました。
しかし、根性型より倒せる敵が増える事も事実です。
- 根性型では倒せない敵も倒せる。1ターン目から高火力を出せる。
ラッタは耐久が低いので一撃の火力や、1ターン目からフルに動ける事が重要になると考えます。
このような事から、ラッタを使うに当たってはりきり型が最善と判断しました。(勿論根性型にもはりきり型にはない魅力があります。)
与ダメ
- すてみタックル
補正ありHB252クレセリア
108〜127 (47.5%〜55.9%)
補正ありH244B252輝石ポリゴン2
87〜103 (45.5%〜53.9%)
補正ありHB252FCロトム
117〜138 (74.5%〜87.8%)
補正ありHB252スイクン
109〜130 (52.6%〜62.8%)
補正なしH4ガブリアス
175〜207 (95.1%〜112.5%)
補正なしH252ニンフィア
237〜280 (117.3%〜138.6%)
補正なしH4メガボーマンダ(威嚇込み)
90〜106 (52.6%〜61.9%)
補正なしH4メガリザードンX
154〜183 (100%〜118.8%)
補正なしH4メガガルーラ
169〜199 (93.3%〜109.9%)
- かみくだく
補正なしH252盾ギルガルド
106〜126 (63.4%〜75.4%)
補正なしH252メガゲンガー
180〜212 (107.7%〜126.9%)
- かえんぐるま
補正ありHB252ナットレイ
136〜164 (75.1%〜90.6%)
補正なしH252メガハッサム
172〜204 (97.1%〜115.2%)
被ダメ
補正なしC無振りクレセリアのサイコキネシス
54〜64 (41.2%〜48.8%)
補正なしC無振り水ロトムのハイドロポンプ
87〜103 (66.4%〜78.6%)
補正なしA252振りガブリアスのじしん
129〜153 (98.4%〜116.7%)
げきりん
154〜183 (117.5%〜139.6%)
補正ありC252ニンフィアのハイパーボイス(フェアリースキン込み)
130〜154 (99.2%〜117.5%)
補正ありA252剣ギルガルドのアイアンヘッド
126〜148 (96.1%〜112.9%)
補正なしC4振りメガゲンガーのヘドロばくだん
109〜129 (83.2%〜98.4%)
補正ありA252振りの鉢巻ハッサムのバレットパンチ(テクニシャン込み)
127〜151 (96.9%〜115.2%)
最後に
所謂マイナーポケモンの考察です。
このポケモンはレートで使うには少々難があるポケモンですが、意表を突くだけでは終わらないポケモンだと思っています。
初投稿なので至らない所があるかもしれませんがご了承ください。
修正点,ダメ計の誤り等がありましたら、コメントで知らせてくれると助かります。