ドーブル - ポケモン育成論ORAS・XY

第六世代のアシパバトン

2016/10/14 11:21 / 更新:2016/10/16 10:33

ドーブル

HP:HP 55

攻撃:攻撃 20

防御:防御 35

特攻:特攻 20

特防:特防 45

素早:素早 75

ブックマーク3.833.833.833.833.833.833.833.833.833.83閲覧:10927登録:3件評価:3.83(7人)

ドーブル  ノーマル  【 ポケモン図鑑 】

性格
おくびょう(素早↑ 攻撃↓)
特性
ムラっけ
努力値配分(努力値とは?)
HP:4 / 防御:252 / 素早:252
実数値:131-22-87-40-65-139
覚えさせる技
バトンタッチ / ちょうのまい / キノコのほうし / キングシールド
持ち物
きあいのタスキ

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このポケモンの役割
補助
ルール
シングルバトル / 見せ合い63
登録タグ

考察

はじめに

第六世代のバトンドーブルが存在しないので、今回筆を取らせていただきます。
なお、一般的な略称を使わせていただきます。

採用理由

ドーブルを採用する理由は、
1,ちょうのまいバトンを使えるため
2,むらっけバトンを使えるため
3,これらの試行回数を、キノコのほうしで確実に稼げるため
です。これらの技はアシストパワーとの相性が非常にいいです。
差別化に関しては、これら二つを満たすポケモンがほかに存在しないことから必要ないと考えます。

調整

上から胞子を打ちたいので最速は確定です。
物理耐久が上がるよう残りはBに振ります。
性格は、混乱いかさまによるダメージを減らすための臆病で確定。

持ち物

行動が保証される気合の襷一択です。
メンタルハーブは挑発などに有効ですが、後述する立ち回りである程度カバーできること、襷の発動する機会の方が圧倒的に多いこと、生き残ることができればむらっけによる可能性が残ることを踏まえ、採用しません。
また、パワフルハーブは今回のコンセプトに合わないので採用しません。

技構成

確定技
バトンタッチ
今回のコンセプトです。

ちょうのまい
今回のコンセプトです。特攻と素早さが同時に上がるのでアシストパワーとの相性が良く、かつ特防が上がるので低下力のポケモンに対して試行回数が稼げます。
また、後続に特防の上昇を引き継がせることができます。

キノコのほうし
試行回数を稼ぐために必須です。

キングシールド
第六世代で新たに得た技です。これにより、後続への負担を減らすことが可能になります。
躱すことができない挑発持ちに対する対処は後述。

不採用
ジオコントロール
これを採用する場合、持ち物をパワフルハーブに変える必要があります。
しかし、ドーブルから襷を取り上げた場合、ただでさえ少ない安定感がなくなる、試行回数を稼ぐことができない、など非常に使いづらかったため採用しません。

コットンガード、小さくなる
ちょうのまいの代わりに採用を考える技です。
しかし、全抜きを狙ううえで素早さが上昇しないのは厳しいと考え、今回は採用しません。

殻を破る
今回は、襷がステロなどで削れた場合の安定性や、後述するドーブルの特防上昇による確定数の変化、後続の抜き性能はちょうのまいでもある程度確保できる点を考え採用していません。
しかし、ちょうのまいと比べて能力上昇は大きいのでこちらの採用もありです。

ダメージ計算

ドーブルはキングシールドを入れることで、メガガルーラのすてみタックルを耐えることがあります。

二段階下降A252無補正メガガルーラ:すてみタックル
割合: 78.6%〜93.8%
回数: 確定2発

補正あり
割合: 87%〜103%
回数: 乱数1発 (18.8%)

ちょうのまいは殻破りと異なり特防を上げられるので、ドーブルより遅い特殊ポケモンに対して積むことで、確定数をずらすことが可能です。
一番起点にすることが多かったクレセリアを例に挙げると、

無ぶりクレセリア:サイコキネシスが、
能力変化なし
割合: 76.3%〜90%
回数: 確定2発
二段階上昇
割合: 38.9%〜45.8%
回数: 確定3発
となります。

また、胞子が効かない草タイプのポケモンが相手でも、フシギバナ程度であれば
無ぶりメガフシギバナ:ヘドロ爆弾
一段階上昇
割合: 70.9%〜83.2%
となるので毒を引いたとしても耐えることができます。
眠り粉は知らない

運用方法

基本的な流れは、

  1. まず、先発のポケモンで起点を作ります
  2. 次に、ドーブルを繰り出し、キノコの胞子を打ちます
  3. 相手が眠っている間にちょうのまいを積みます
  4. バトンタッチで後続につなぎ、そのまま全抜きを狙います

バトン戦略の弱点として、挑発、アンコール、トリック、吠える、滅びの歌、呪いなどがあります。
加えて、この型の性質上先制技持ち、連続技持ち、胞子のきかない草タイプが苦手です。
立ち回りとして、挑発持ち等にたいしては先発で挑発を入れるor素早さを下げて、胞子で眠らせて積む、ということになります。
上から挑発を入れてくる悪戯ごごろを持ったポケモンが予想される場合は、非常に厳しいのでバトン戦略をあきらめるのが無難です

先制技持ちに対しては、キングシールドから入って胞子、ちょうのまいバトンに繋げるのが安定行動かと思います。
直接対面するのでなければ、交代際にキノコの胞子を入れることで安定して積めます。
なお、胞子の効かない先制技持ちであるキノガッサに対しては要注意です。
また、むらっけで回避率を上げれば挑発を躱すことが可能です。
吠えるは躱せません。
覚えておくと良いでしょう。

ドーブルのお友達

起点作りのポケモンとしては、相手の素早さを下げることができるポケモンが望ましいです。ただし、胞子が通らなくなるため麻痺はNGです。
これを踏まえると、岩石封じ、ステロを採用したガブリアス、などがよいと思います。
後続としては、先述したようにエーフィ、ラティアスが望ましいです。
エーフィのメリットは、特性により吠えるを抑制でき、かつ悪戯ごごろからの電磁波で止まらない点です。
対してラティアスは、種族値が高水準なため安定しています。
また、むらっけによって下がった能力をもとに戻すことができる白いハーブは相性がいい持ち物です。
相性が良いと思われるLuna様のエーフィ
育成論ORAS・XY/952

おわりに

ここまでで述べたダメージ計算や素早さは、むらっけによってよくも悪くも変化します。
ドーブルを使うときは、ぜひとも都合のいい能力が上昇するよう祈ってあげましょう。
おしまい

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2016/10/16 10:33

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コメント (19件)

  • ページ:
  • 1
16/10/14 12:23
1
バトンが当たり前すぎて、誰も挙げてなかったんですね
ジオコン不採用すか、、
単純に気合の襷にバトン〜だったら誰でも考えつく上にモルフォンでもできそうなんで、ドーブルはどこまで耐久性能があって、どういう相手に積みが成立するかが大事であるんですね
この構成だとキンシと防御振りが当たり前のようになってますが、キンシで攻撃を下げればメガガルーラの捨て身も耐えうるという情報が無い。
ドーブル大事なのは範囲の検証であって、襷でもダメ計は必須ですし、ジオコンとの比較があって然るべきでしょう。
16/10/14 20:20
2ふらの
BよりHに振るべきでは?(反動稼ぎ)
でないのであればB252のおかげで耐えられるのがどんな技なのか具体例がほしいです。
16/10/14 20:49
3alt
>3
ドーブルのHS振り切りはH過多で非効率です。
BS振り切りにすることで例えばA147珠ゲッコの手裏剣を確定6から確定7(1回頭の命中期待値を3発とすれば2耐えできる確率も上がる)になります。
16/10/15 14:04
4mathematicalアーロン (@sanjutsu_yu)
>>3 二コメさんもたぶんわかってて言ってますよ。その説明が論中にないのは正直考察不足かと
16/10/15 15:14
5さーフィンレー (@gt8ehpg6)
HではなくBに振るメリットとして一番大きいのはメガガルーラの捨て身をキンシ込みで耐えられることです。
これは、本文中に後ほど追加しておきます。
ジオコンとの比較ですが、襷を捨てることになるため、というだけでは不十分でしょうか?
今のところ、鈍足低火力で一番の起点となるクレセリアと、胞子が効かなくても積める可能性があるフシギバナを例として載せていますが、その他ダメージ計算の要望がありましたら追加します。
16/10/16 04:05
6mathematicalアーロン (@sanjutsu_yu)
襷に頼って積んでSを上げて先攻バトンする型なのに、耐久減少を理由に殻を破るが考察されない方が個人的には気になります。バトン先に白いハーブを持たせるなら先攻バトンした時の後続負荷も変わりませんし。破ったターンにメガガルーラの攻撃を耐えないなどという理由なのかもしれませんが、それならあのような一言ではなくもう少しきちんと書いてほしいです。
蝶舞バトン型を考察するというコンセプトでも構いませんが、比較ぐらいは挙げておくべきかと。
16/10/16 09:57
7さーフィンレー (@gt8ehpg6)
白いハーブにすれば後続負荷が変わらないとはどういった意味でしょうか?
ちょうのまいを採用した場合、特防の上昇が引き継がれると思うのですが。
また万が一襷がステロなどで削られた場合も、ちょうのまいの方が積みやすいです。
加えて、殻を破るでなくちょうのまいを採用した場合でも、後続のポケモンにある程度の抜き性能を期待できる、ということもあります。
論のほうに後ほど追加しておきます。
16/10/16 18:41
8
胞子じゃなくてダークホールを入れる選択肢はいかがですか?確かに命中80%は信用たり得る数値では無いですが、草タイプに刺さるのは大きいかと。
16/10/16 20:15
9mm
努力値2余ってる気がします
16/10/16 20:40
10名無し
>>9?????
16/10/16 22:16
11mathematicalアーロン (@sanjutsu_yu)
>>8
失礼しました。確かに蝶舞なら耐久は下がらないどころか上がりますね。ただ、それを差別化点と考えるとすると、論中での書き方にやはり違和感を覚えます。耐久が「あがらない」ことが問題なのであって「耐久低下を嫌って」いるわけではないですよね。その理由だとすると。

また襷がけずれた場合、蝶舞の方が積みやすいというのは確かに感覚的には理解できますが、具体的にBDがそのままなら耐えて、一段階低下では耐えない攻撃の例があると納得しやすいかと思います。

>>9
努力値は(個体値Vを前提とすると)8n+4のときにしか実数値が変わりません。2は存在はするのですが意味がない端数で、しばしば育成論などでは省略されます。
16/10/16 22:16
12mathematicalアーロン (@sanjutsu_yu)
失礼しました>>8じゃなくて>>7でした
16/10/17 06:24
13名無し
白いハーブは何だったのか…
16/10/17 12:24
14あの
>>11論中に「特防が上がるので低下力のポケモンに対して試行回数が稼げます」とあるのに、「耐久が「あがらない」ことが問題なのであって「耐久低下を嫌って」いるわけではないですよね。」というのがよくわからないんですが…
16/10/17 13:09
15mathematicalアーロン (@sanjutsu_yu)
>>14
更新前の論での書きかたに違和感があったと言う話なのでおきになさらず
混乱させてしまってすいません
16/10/17 13:38
16mathematicalアーロン (@sanjutsu_yu)
>>15 更新前は殻を破るの説明が耐久減少のため不採用としかかかれておらず、耐久が下がることはたいして問題じゃないんじゃないか、蝶舞のDアップが重要だと言うなら、若干書き方に違和感があるし、ダメージ計算が必要だろうという意味でした。更新に気づいておらず、更新前の方について言ってしまいました。投稿者さんもすいません。
更新で解消されたようですので、混乱がとけたらコメント消去しますね。
16/10/17 15:00
17あの
どうでも良いことなんですが、耐久減少のため不採用と書かれてたのに「耐久が下がることは問題じゃないじゃなんじゃいか」だと論理的におかしいかと…
16/10/17 16:42
18mathematicalアーロン (@sanjutsu_yu)
44444
こいつは襷頼み。
後続には白いハーブ。
耐久が下がるデメリットってなくないですかって意味だったんですよ。
16/10/18 07:56
19
>>18
一応後続のポケモンもD上がってるので殻破との差別化にはなると思います。
>>0
バトンポケ自体後続のエースにあわせて積み技を選ぶと思いますがそういう意味では何故蝶舞かが論内からはあまり伝わってきませんでした。
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