はじめに・バッフロン
初めての投稿になります。何卒お手柔らかにお願いします。
・不要の声が多かった場合、削除する可能性がありますのでご了承ください。
・育成論内ではHABCDS、タイプの略を使うことがあります。
バッフロンは5世代で登場した単ノーマルタイプのそこそこな種族値を持ち、いくつかの高威力技の組み合わせを選べるポケモンです。
まず種族値、タイプ相性、特性、主な技ですが
(種族値)
H95 A110 B95 C40 D95 S55
(タイプ)単ノーマル
×2 格
×0 霊
(特性)すてみ 草食 ぼうおん
(主な高威力技)メガホーン、じしん、ワイルドボルト、アフロブレイク、ストーンエッジ、アイアンヘッド(たまご)、ばかぢから(教え技)、しねんのずつき(教え技)、げきりん(教え技)…
種族値はそこそこ、技は優秀、ですがタイプが単ノーマル…パーティに組み込むにはガルーラやポリゴンらと被り入れにくいです。では、なぜバッフロンを入れるのかを次に書きたいと思います。
このバッフロンの役割・特徴
- 役割
・対サザンガルド
後述でダメージ計算を載せますが、一般的なサザンガルドに強いです。
・草食による対草技
やどみがエルフーン、眠り粉フシギバナ・ビビヨン等の対策になれます。
- 特徴
・種類の多い高威力技による圧力
A110種族値から、前述の高威力技を放ち、種類も多いため抜群をとりやすいです。
・どうしようもなくなったときの「がむしゃら」
HPが中途半端に削れてしまったとき、抜群を取れないときに「がむしゃら」を放つことができます。腐りにくくなります。
構成
- 持ち物
突撃チョッキ サザンガルド意識&特殊相手に強くなれます。
- 特性
草食 草タイプを牽制します。
- 性格
勇敢 最遅にすることでどのギルガルドよりも後にじしんを放てます。
- 個体値
H31 A31 B31 C× D31 S8
(最遅ギルガルド−1調整と同速)
S8が理想ですが、S0でも仕事はできますので出すのが難しい方はこちらをどうぞ。
- 努力値
・候補1 H164 A236 B12 C0 D92 S0
実数値 H191 A176 B117 C× D127 S57
H砂ダメ考慮16n−1
HD C特化メガネサザンドラ意識
HB Bはどういじってもあまり変わらないので、いじっぱA極振りはらだいこ前マリルリの「ばかぢから」 乱数1発 (43.8%)に
A 236振りと極振り、ほぼ変わらないので残りの236振り
・候補2 H20 A236 B0 C0 D252 S0
実数値 H173 A176 B115 C× D147 S57
H ゴツメ意識
HD C特化メガネサザンドラ流星群2連耐え
(他、候補1との被ダメの違いは「ダメージ計算」に記述)
- 技構成
確定技、準確定技の4つが基本です。ただしパーティで負担がかかりそうな仮想敵に合わせて候補技から採用することを薦めます。
[確定技]
・メガホーン(レベル技)
対サザンドラを駆逐するための高威力技です。アフロブレイクを採用しない方草タイプにも放てます。
・じしん(技マシン)
対ギルガルドで必須です。ヒードランやライコウ他多く弱点をとれる相手がいます。
[準確定技]
・がむしゃら(BW教え技)
残り体力が微妙に残りそうなとき、弱点を突けないときに放ちます。タイプ相性で腐るのを防ぐため個人的にはかなりオススメな技です。
・アフロブレイク(レベル技)
威力120タイプ一致技。珠ゲッコウガを珠ダメ込で1発で持っていき、何より対草タイプとの戦闘時役に立ちます。対草においてメガホーンと乱数に違いが生じるため入れておきたい技。
[候補技]
・ワイルドボルト(技マシン)
対面でギャラドスに放ちます。仮想敵のゴツメ、ワイルドボルトの反動はバッフロンがチョッキ持ちであることを考慮すると打ちにくい技ですが、状況によっては、反動を受けるので「がむしゃら」と相性がいいです。
・げきりん(BW教え技)
削れているガブリアス、ラティオス、メガリザXに刺します。耐久調整されている相手には削りきれません。また次ターンも固定されてしまうので、放つときには注意が必要です。
・ばかぢから(BW教え技)
メガガルーラ用です。攻撃、防御面においても次ターンが厳しいので起点にされやすいです。
バンギラスはメガホーン、じしん、ナットレイは草食でA上昇があった場合じしんで対応できます。
・からげんき(技マシン)
物理一辺倒なため火傷にされやすいため、ないわけではないです。ですが弱点をとれない、もとの威力が低いためお好みでどうぞ。私としては火傷にされたら、特殊受けとなってもらい「がむしゃら」要員にします。
・ストーンエッジ(技マシン)
威力、範囲は申し分ありませんが、外した時のリスクは大きいです。ファイアロ―やメガリザY等の4倍ダメ狙いです。
・しねんのずつき(BW教え技)
メガフシギバナ用ですがアフロブレイクで事足ります。
・アイアンヘッド(遺伝・BW教え技)
メガサーナイト、ニンフィアに放ちますが、同じくアフロブレイクで事足ります。
ダメージ計算
あくまで「バッフロンが見きれる相手かどうか」の参考として載せていますので、あらかじめご了承ください。
努力値配分候補2は、候補1との乱数の異なる部分のみ記載します。
●与ダメージ
メガホーン
無振りサザンドラ 86.9%〜102.3% 乱数1発 (18.8%)
H236B4サザンドラ 73%〜86.2% 確定2発
補正有りH252B252エルフーン 31.7%〜37.7% 乱数3発 (90.8%)
H252B252クレセリア 割合: 37.8%〜44.9% 確定3発
H252メガバンギラス 45.4%〜54.1% 乱数2発 (40.6%)
H12 ゲッコウガ(等倍時は2で割ってください) 122.1%〜144.9% 確定1発
H220B12メガサーナイト 53.2%〜63.1% 確定2発
(以下草食発動時)
補正有りH252B108メガフシギバナ 37.4%〜44.3% 確定3発
H252メガフシギバナ 44.9%〜52.9% 乱数2発 (30.5%)
補正有りH252B252エルフーン 47.3%〜56.2% 乱数2発 (82.4%)
無振りキノガッサ 88.1%〜104.4% 乱数1発 (31.3%)
じしん
H252ギルガルド(シールド) 46.7%〜56.2%乱数2発 (76.2%)
H252ギルガルド(ブレード) 113.7%〜134.1% 確定1発
H252B252ヒードラン 86.8%〜103% 乱数1発 (12.5%)
H220B4ライコウ 138〜164 71.5%〜84.9%
無振りメガリザードンX 66.6%〜78.4%確定2発
H108B28ライボルト(威嚇込) 54%〜64.1% 確定2発
無振りメガルカリオ85.5%〜100.6% 乱数1発 (6.3%)
アフロブレイク
H100B4水ロトム 65%〜77.6% 確定2発
無振りサザンドラ 65.2%〜77.2% 確定2発
H236B4サザンドラ54.8%〜64.4% 確定2発
補正有りH252B252エルフーン47.3%〜56.2% 乱数2発 (82%)
無振りキノガッサ 87.4%〜104.4% 乱数1発 (31.3%)
H12ゲッコウガ91.2%〜108.7% 乱数1発 (50%)
補正有りH252B252ファイアロ― 47.5%〜56.7% 乱数2発 (85.2%)
無振りメガリザードンY 79%〜94.1% 確定2発
H132B4マリルリ 61.4%〜73.4% 確定2発
H252B20ヌメルゴン 59.8%〜70.5% 確定2発
H220B12メガサーナイト 79.5%〜94.7% 確定2発
(以下草食発動時)
補正有りH252B108メガフシギバナ 56.1%〜66.3% 確定2発
H252メガフシギバナ 67.3%〜79.1% 確定2発
補正有りH252B252エルフーン70.6%〜84.4% 確定2発
ワイルドボルト
補正有りH252B252ギャラドス(威嚇込)55.4%〜67.3% 確定2発
げきりん
B4ラティオス 101.9%〜121.2% 確定1発
H204B12ラティオス 87.2%〜102.7%乱数1発 (18.8%)
B4ガブリアス 75.4%〜89.6% 確定2発
H252B20ヌメルゴン 89%〜105.7% 乱数1発 (31.3%)
ばかぢから
無振りメガバンギラス 107.4%〜128% 確定1発
H84B20メガガルーラ68%〜80.6%
H252B84ナットレイ 55.2%〜65.1%
ストーンエッジ
無振りメガリザードンY 177.7%〜211.7% 確定1発
補正有りH252B252ファイアロ―(火傷) 54%〜64.8% 確定2発
しねんのずつき
(草食発動時)
補正有りH252B108メガフシギバナ 50.2%〜59.8% 確定2発
アイアンヘッド
H252B100ニンフィア 54.4%〜64.3% 確定2発
H220B12メガサーナイト 72.5%〜85.3% 確定2発
●被ダメージ
[特殊]
(候補1で計算)
補正有りC252メガネサザンドラ流星群 58.6%〜69.6%(1回目)29.8%〜35%(2回目)高乱2
同上サザンドラきあいだま72.2%〜85.8% 確定2発
補正有りC252珠サザンドラ流星群 51.8%〜61.2%(1回目)26.7%〜31.4%(2回目)確定3
C252メガネラティオス流星群55.4%〜65.9%(1回目)27.2%〜32.9%(2回目)確定3発
C252珠ゲッコウガ ハイドロポンプ34.5%〜41.3% 確定3発
補正有りC252メガネニンフィア ハイパーボイス 48.6%〜58.1% 乱数2発 (95.3%)
補正有りC132プレートニンフィア ハイパーボイス35%〜42.4% 確定3発
補正有りC136メガフシギバナ ヘドロ爆弾 25.1%〜29.8% 確定4発
補正有りC252ギルガルド ラスターカノン 28.2%〜33.5% 乱数3発 (0.17%)
補正有りC224メガサーナイト ハイパーボイス 42.9%〜50.7% 乱数2発 (3.1%)
補正有りC180メガネヒードラン オーバーヒート 57%〜68%(1回目)28.7%〜34.5%(2回目)
C252メガリザードンYひでり オーバーヒート70.6%〜83.2%(1回目)
C252メガネライコウ 10満ボルト35%〜42.4% 確定3発
C252メガルカリオ はどうだん64.9%〜77.4% 確定2発
(候補2で計算)
補正有りC252メガネサザンドラ 流星群56%〜66.4% (1回目)28.3%〜33.5%(2回目)2耐え
補正有りC252ギルガルド ラスターカノン26.5%〜31.7% 確定4発
補正有りC252メガサーナイト ハイパーボイス41.6%〜49.1% 確定3発
補正有りC252メガネヒードラン オーバーヒート58.9%〜69.3%(1回目)29.4%〜35.2%(低乱2)
[物理]
(候補1で計算)
補正有りA252ギルガルド せいなるつるぎ68%〜80.6% 確定2発
補正有りA252鉢巻ガブリアス 逆鱗91%〜107.3% 乱数1発 (43.8%)
A252ガブリアス じしん46%〜54.9% 乱数2発 (59%)
補正有りA252メガバンギラス いわなだれ44.5%〜53.4%(砂込)確定2
補正有りA252テクニシャンキノガッサ マッハパンチ 60.7%〜73.2% 確定2発
補正有りA252ちからもちマリルリ ばかぢから91%〜107.8% 乱数1発 (43.8%)
補正有りA156ローブシン ドレインパンチ75.3%〜89% 確定2発
補正有りA252メガリザードンX フレアドライブ73.8%〜86.9% 確定2発
(候補2で計算)
補正有りA252鉢巻ガブリアス 逆鱗 102.3%〜120.2%確定1発
A252ガブリアス じしん52%〜61.2% 確定2発
補正有りA252ちからもちマリルリ ばかぢから102.3%〜120.2%確定1発
補正有りA156ローブシン ドレインパンチ84.3%〜100.5%乱数1発 (6.3%)
補正有りA252メガリザードンX フレアドライブ88.4%〜104.6% 乱数1発 (31.3%)
動かし方
ダメージ計算をご覧になってお分かりいただけますが、少しだけ火力が足りません。なので理想はステロを蒔いてもらってから戦闘に出すのがベストです。サザンドラはもちろん、襷持ちキノガッサ等も死に出しから処理できるようになります。ただし最後の一匹になると「がむしゃら」が無駄になるので、先頭、もしくは特殊に繰り出すのが基本となります。
またギルガルドのシャドボ、フシギバナ等の眠り粉読みでも繰り出せます。
珠ゲッコウガくらいの特殊であれば受けに行っても勝つことができ、タイミングを計って「がむしゃら」、後続で処理します。
・対サザンガルド
ダメージ計算を見てお分かりいただけますが、例えば特殊を受けきった後にサザンガルドの相手はできません。バッフロンはなるべくノーダメージ時に対面させます。あとはメガホーンとじしんを打ちます。
◆注意点
サザンドラに対しては必ずしも完全優位とは言い切れません。以下はサザンドラに押し切られてしまう状況を想定したものです。
1、きあいだま搭載型が2連続で当ててきた場合、
2、努力値候補1ではステロ、砂等によるサポートがなければ特化メガネサザンドラを確実には突破できません。
3、努力値2の場合でもメガホーンが外れた場合、HPフルのサザンドラを確実には突破できません。
おすすめの味方
ラグラージステロを蒔くことができ、草を呼びます。
カイリュー「がむしゃら」で削った相手を神速で落とすことができます。また序盤戦では交代も多いので舞うことができるかもしれません。さらに、ゲッコウガ等の特殊アタッカーを呼びやすいので相性は良いです。
カバルドンステロを蒔きながら、「ふきとばし」「あくび」で交代させ、砂ダメとともにダメージ蓄積を図ります。
ノーマル枠との兼ね合い
それは数多くのメジャーポケモンに対抗できる点にあります。メガガルーラには火力で負けていますが、バッフロンは豊富なタイプの高威力技を持っています。ポリゴン2は補助技を駆使して毒麻痺回復ができますが、バッフロンは「がむしゃら」を搭載することでダメージ削りにおいて勝ります。チョッキカビゴンもまた耐久でバッフロンに勝り、バッフロン並みの豊富な技を覚えますが、覚える技の威力ではバッフロンが勝ります。またどうしようもないときの対処もカビゴンが自爆で打開できるのに対し、バッフロンは「がむしゃら」によって確実にダメージを蓄積させられるのにも違いがあります。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。つたない文章で、かなり無理のある育成論だったかもしれませんが、バッフロン使いが増えてくれたらうれしいです。
コメントはゆっくりになってしまいそうですが返していきたいと思います。
またダメージ計算に足りないものございましたら追加していこうと思います。