初めに
今回考察するのは対面構築に入るボディーパージと道連れを持ったギルガルドです CSメガゲンでええやんって思う人もいると思いますがそこらへんはちゃんと考えているので慌てずに
略称について
最初に申しますがHABCDS等の略称を用いるのでご了承ください 一般的な事項はコメントで聞くよりも手元の電子機器で検索した方が早いです もちろん分かりにくい表現は解説を入れていくつもりです
ステータス
性格:うっかりや
Bに逆補正をかけるとアローの鉢巻ブレバ程度の威力だとステロ込みで半減でも飛びます
DL対策は出来てません 裏のボルトでなんとかしましょう
努力値: A132 C196 S180
A:H201-B85ニンフィアを87.5%
ガルドに対面から突っ張ってくるニンフィアなんていないのと怯みを考慮すれば負ける事はまずないです
C:シャドボでD4ガブ確2の最低ライン これは落とせません
S:ボディバ1回で最速135族抜き 最速130族+2にしてAに回すのもありだがメガライボやミミロップに対して攻撃技、もしくは道連れを打てるのは大きかった
技構成
基本的にこの4つで確定です 極論鋼統一パとかならアイへは必要ないのでそこはパーティと相談で ← 便利な言葉ですね
- ボディーパージ
S2段階上昇 まず読まれません
- 道連れ
ただボディパするだけなら巷で有名な?スカーフ控えめゲンガーとかでいいです
これは後述しますが有利対面ボディーパージから襷を盾にしほぼ確実に道連れと合わせ1:2交換できるのはこいつくらいです
- シャドーボール
高い一貫性と火力 抜く理由が見つかりません
- アイアンヘッド
シャドボを安定受けられるポケモンは限られてきますが例えばサザンドラなら怯みや急所を考慮した突破率はなかなか高いです またスカーフランドの雪崩と同じ感覚で使える(接触だがゴツメ持ちはガルドに後出しされにくい)のでオススメです 挑発から入るブラッキーは土下座
キンシや聖なる剣は技スペが足りませんでした… ラスカノは一考の余地があると思いますが鋼抜群のフェアリーやバンギはむしろアイへの方がダメージの通りがいいです ブラッキーやポリ2にはこの型ではラスカノでも勝てないので素直に引きましょう
ダメージ計算
必要最低限だけ書いておきます
- 183-106ガブリアスへのシャドボ
→50.8%〜59.5%
余談ですがガブリアスはB4と振るとマリルリの太鼓アクジェの乱数が大きくずれるのでB4推奨です
- H181-B120メガガルーラへのアイヘ
→35.6%〜46.4%
炎P、地震砕く持ちガル考慮すると初手道連れ安定です 相手はガルーラ抜きの2体でこちらのメガ有り(選出してれば)2体に対してサイクルを回すことになります
- ブレード状態でA146鉢巻アローのブレバ
→77.7%〜92.5%
ステロ込み確定耐えなので削れていれば落とせますし致命傷は追わせられますね まあシールドガルドにブレバ打つ人も少ないですが(というより全くいなかった)
- シールド状態でC177ニンフの眼鏡ハイボ
→42.2%〜50.3%(1.2%で2発)
充分ボディパの起点にできる範囲ですね まあ、対面ならまず引かれますが
考察
長々しい文章がやっと終わりました さてボディパガルドがゲンガーとの差別化を図っている点はメガ枠と耐性(こっちは正直おまけ程度)です 簡単な例を上げると
初手有利対面からのボディバ→襷による試行回数を稼ぎ1体持っていく→最後に道連れ
これで1:2の場面を作り出せます この時裏にボルト+ガルーラorゲンガーや馬車+ガブのような並びであればゴリ押しできまず負ける事はありません 余談ですがGeek式対面構築ではガルド+ゲンガーを採用しています あれは見せポケとしての印象が強いので基本的な対面構築にはゲンガー+ガルドは微妙ですがこのガルドもまたゲンガーと役割が違うので両方採用はありだと思います…
まとめるとこのガルドは襷ガルドの技範囲を狭くしその代わりに補助性能、パーティ全体における詰め性能を高めた感じですね
このポケモンを使った構築(対面厨パ)はS16においてORASのレート2000↑(約400位) XYレート1800↑(約60位)を達成したため環境でなかなか戦えると思います そして僕は現在も使っております 証拠の画像あげろ!って人もいると思うのでTwitter見てみてください 閲覧ありがとうございます
追記
従来の対面構築である
ガブガルボルトスイクン+炎+霊
のような構築は従来対面性能でごり押すことを目的としていますが
「毒ボルト+祟り目ゲンガー」「腕白バトンメガ馬車+悪巧みレボルト」のようなギミックを混ぜ初見に対しては高い勝率を誇りミラーに対しても強くなれるのと同様に襷ボディバガルドも対面構築におけるガルド、役割二極化対面構築と同じ並び(ガブガルアロースイクンゲンガーガルド)だからガルドは残飯 ゲンガーは滅び アローは珠剣舞かも?といった情報操作により初手ガルドが従来の役割対象+毒ガルドの役割対象まで警戒させることができます 更にボディパ=S上昇=剣舞からの?全抜きのような先入観により流暢に補助技を使う相手は少なく道連れも決まりやすい印象でした また毒ボルトと合わせることで1サイクル目はキンシ読み補助技をされることが多くアドも稼ぎやすかった印象ですね 対面構築+サイクル(ガルクレセドラン)を崩す対面構築の駒は悪巧みボルトが有名ですが働きとしてはそれに似ておりクレセ釣りだし交換からボディパしてドランorガル(基本はドラン)を道連れで持っていくことにより相手はクレセ+ガルーラの並びでサイクルを回さなければならないのでもちろん読みは絡みますが1体かけた状態だとサイクルを意識している以上対面性能重視の並びには勝つこと難しいと思います この場合スイクン+ゲンガーorガルーラの並びが有効となりますね
更に追記
S17、昨日まで40位(現時点での最後レートは2020)でした ちなみに僕はローテも好きなのでローテで30戦ほどし現段階で満足いく結果は出せたのですがローテの選出と思考が身についてしまいシングル300ほど溶かしました
結局6世代は最終6ページ目が最高という不甲斐ない結果に… そしてボディパガルドが保険なら勝てた試合は数え切れません